来シーズンはアサギマダラの追っかけにきまり ww

2014-10-16 18:19:10 | Weblog

「宿りせし  人の形見か  藤ばかま  忘られがたき  香に匂ひつつ」
古今和歌集のなかの紀貫之の歌だ。
フジバカマは万葉の昔から日本人に親しまれてきた花なのだが、残念なことに野生ではほとんど姿を見なくなったらしい。
フジバカマはそのままでは匂いはないが乾燥するとイイにおいをだすらしい。
このフジバカマをアサギマダラは好む。
なかなかおしゃれな蝶なのだ。



このフジバカマの仲間がヨツバヒヨドリ。日本の高山に自生する。
アサギマダラは高山に避暑に行くのかと思っていたが、どうもこの花をもとめて高山に行くのが正解らしい。
上高地にはこのヨツバヒヨドリが大量にさいていた。



もう一つ好んで留まっていたのがサラシナショウマ。
ふたつとも同じ場所に咲いている。アサギマダラはこの二つのあいだを飛び回っていた。
この二つの野草が奥利根水源の森にはあった。
もう枯れてしまっていたが、来年は楽しみだ。
近場なのでおおいにヨロシイ www
赤城にもさいているのだが水源の森ならキャンプしながら観察できるのがうれしい。




この間太田の唐沢山に行ったとき高校の生物の先生らしき人にあった。
やけにアサギマダラに詳しく、
「フジバカマはここにはありませんよ。民家の庭にならありますが。ヨツバヒヨドリならこの山の稜線にありますが、もうアサギマダラはいないんじゃないですかね。個体数もすくないですし。」
と教えられた。
愛知県の出身だというと、「知多半島があるじゃないですか。あそこにいけばいますよね~~~」
なかなか詳しい。渥美半島がでてこなかったのはチョット残念でしたがね ww

頂上まで登ってみたがヨツバヒヨドリもさいていなかった。当然アサギマダラもいなかった。
ガガイモ科の野草もあると言うことだったが確認できなかった。
なによりもガガイモ科の野草を知らないんだから確認なんてできません www
ガガイモ科の野草は幼虫の食草らしい。
ガガイモがあると言うことは繁殖も可能なのだろう。

ただ山に登るだけではなく、こういった目的を持っていると楽しい。
若いときは頂上に行くことだけが目的だったのだが・・・・・・・・ ww


来年は楽しみだぞ~~~~~~~ www



 


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