最近の日本語のみだれに嘆き悲しんでいる ww

2017-08-07 10:38:31 | Weblog

受身形が使えない。
助詞「が」の使い方がおかしい。
それに起因しているのだと思うが怪しげな体言止め。

女子高生が使うならまだ許せるがアナウンサー達までもが間違っていると腹が立つ。
こういった使い方が正規になってしまうのだろうか ><


嘆いていても仕方ない。
きれいな日本語に接して怒りをおさめるしかないかな ww


CHIMOさん万葉集がすきで若い頃はよく読んでいた。
ネットの解釈はどうなっているのか、確かめてみたくなった。
ネットの解説もかなりいい加減なものが多い。それを確かめるのが目的のひとつ ^^

有間皇子が謀反の罪で捕らえられ、紀の湯に連行される途中で詠んだ歌

磐白乃 濱松之枝乎 引結 真幸有者 亦還見武   有間皇子

好きな詩のひとつだ。

読みは
磐白の、浜松が枝を、引き結び、ま幸くあらば、また帰り見む
が圧倒的に多いが、なかに一つ
磐白の 浜松が枝を 引き結ぶ ま幸くあらば また帰り見む
というのがあった。
    ま幸くーーー>まさきく
   

CHIMOさんとしては「引き結ぶ」で止めてある方がしっくりくるのだが。
有間皇子さんに聴いてみなければわからないのかな ><

有馬皇子はここを通り過ぎてすぐに殺されてしまったようだ。
かわいそ ><

このとき2首詠んだのだが、もうひとつもいい。
小学校だか中学校の国語の教科書に出てくるヤツだ。

家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る

いいね。
状況がわかると悲しさ哀れさが倍増するね。


こういう日本語を残したいものだ ^^




尾野真千子主演で「真幸くあらば」という映画も作られている。
題名はこの詩から拝借したものだ。
内容は、色々考えてみたが違うようだ。
ちとエロイ www