雲白く遊子悲しむ   懐古園に行ってきました

2013-10-16 12:19:57 | Weblog

野麦峠に向かう前に時間調整で懐古園に行ってきた。
4時を過ぎていた。
有料駐車場は敬遠。奥の方に行くと無料駐車場があった。
その前の小さな建物からオバサンがでてきて「いらっしゃい」とかいう。
そのまま正門の方に歩いていった。
「????」
訳はすぐに分かった。小さな建物は裏口の入場券売り場でおばさんはその係のひとだったのだ。
就業時間終了だったのだ。
ナイスナイス。
あれは「どうぞ、お入りください。今からは無料ですよ」と言っていたのだ w 
こりゃさいさきいいぞ。
いそいで懐古園巡りをすることにした。

小諸を通過するたびにこの次は寄ってみようで終わっていた。
これが初めての訪問になる。 
思っていた以上にすばらしい。
山に行くときでなければ、もっと感動しただろうなと思う。

駐車場前の神社からスタート。鹿島神社だ。
ここは懐古園内ではないが小諸城の何かなんだろうなと思い拝観。
資料によれば小諸城主が建てた神社とのこと。
 
 

懐古園内をぶらぶら歩く。
石垣がすばらしい。
ここまで石垣が残っているのならお城を再現すればいいのになぁ~~~。
もっと観光客呼べるんじゃないの~~~。
これは、シロウトかんがえだろうな。
新しいもの作ったら古い石垣が泣くか ww





こいった立派な石垣があちこちにある。

本丸跡に天守台があった。意外と狭いんだな。

 

暗くなるのがはやい。
もう写真は無理だな。
ということで大急ぎで周回。
全部みました www


暗くて読むことは出来ませんが
これがかの有名な千曲川旅情の詩の歌碑です。
島崎藤村の詩のなかでも1.2を争う有名な詩です。
ここでうたったんでしょうね。


 



例によってネットではどう解釈してるのか調べてみました。
「小さいことにこだわるのがわたしのわるいくせ」 www
そういえば今日から「相棒12」がはじまりますね。 w

なんとかの知恵袋で
島崎藤村の「千曲川旅情の詩」の意味を教えてください。

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず
若草も藉(し)くによしなし
しろがねの衾(ふすま)の岡辺
日に溶けて淡雪流る

に対して得意げにこう答えていた。
いるんだな~~~。こういったヤカラが。
しかもベストアンサーに選ばれていた。><

小諸の古城のほとりに来た。
雲は(寒々として)白く、旅人は(早すぎた春を)悲しむ。
(春になれば)緑なすはこべも、まだ生えず、
若草も芽さえふいていない。
白金のふすま(雪の山々)に囲まれた丘に、
淡雪が解けて、流れている

誤りは何カ所もある。 っていうか 全部おかしいよ。

(寒々として)をなぜいれるんだ。余計なことするんじゃないよ。
そーーら(早すぎた春を)なんていっちゃって
言うんだったら「はやすぎる」だろうけど、ここでは必要ない。
情景説明だけだろう。
雲と自分を並べているだけだよ。
共にI'm wonderingなんだよ。ただそれだけ~~~ 
雲はデカイ雲じゃないよ。小さい雲であってほしいよここは。

悲しむ」ってのもいろいろ意味あるからね。
「ふかく感動する」 とか 「いとおしく思う」とかあるんだよ。
ただ悲しんでいるんじゃおかしいでしょ。ここは ><
プラスアルファ考慮してね。

(春になれば)
緑なすはこべも、まだ生えず

これもおかしいよ。「まだ生えず」とはどういうこと??
「春になれば」ってどういうこと。いま春なんだよ。早春 ><
アキバできいてくるといいよ{萌え~~~」って意味。

若草も芽さえふいていない。

おいおい、若草もところどころに芽ぶいているだけで全面には広がってないんだよ。
くまったな~~~~ ちりんちりん ><

最大の間違いは、ふすま(雪の山々)だな。
「ふすま」を(襖)と勘違いしてるんじゃないの ><
衾(ふすま)はふとんのことだよ。平安時代の掛け布団だよ。
雪がちいさな布団のように残っているさまを表現してるんサ ww
それが溶けている様子をきれいにあらわしているんだよ。

そういった風景に感動を覚えているんだよ。
内容もだいじだが調子っていうんかな調べが重要なんだと思うよ。

付録に全部をコピーしておいたからみてね。

chimoさん結構詳しいんです。この詩好きでしたし(過去形 w)
国語好きでしたから ww 

まぁ~~ こういったところから間違いが広まっていって欲しくないんですよ。
最近アナウンサーなんかもまちがい多いですからね。
漢字が読めたり書けたりするのが国語ができるってことになっているのが気に入らない。
でもね 泥酔=どろよい はいただけないね。
ガキの頃からサッカーだけやってきたのがいけないんだよ www

「細かいことが気になる」 chimoさんの悪い癖  www
今日は2時間スペシャルだ。みるぞ~~~  www

っていうか いま再放送はじまっちゃったよ。また言うよきっと。
「わたしのわるいくせ」 www
かおるちゃん バカだけど知ったかぶりしないからね。 好きよ www

本日2回目の投稿 



 

付録

「小諸なる古城のほとり」

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず
若草も藉くによしなし
しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る

あたゝかき光はあれど
野に満つる香も知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色わづかに青し
旅人の群はいくつか
畠中の道を急ぎぬ

暮行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の
岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む


「千曲川旅情の歌」

昨日またかくてありけり
今日もまたかくてありなむ
この命なにを齷齪       齷齪=あくせく  
明日をのみ思ひわづらふ

いくたびか栄枯の夢の
消え残る谷に下りて
河波のいざよふ見れば
砂まじり水巻き帰る

嗚呼古城なにをか語り
岸の波なにをか答ふ
過し世を静かに思へ
百年もきのふのごとし

千曲川柳霞みて
春浅く水流れたり
たゞひとり岩をめぐりて
この岸に愁を繋ぐ

落梅集」より


 


白駒池周辺の木々は赤の紅葉を終え次の紅葉(黄金の紅葉)を準備中だった ><

2013-10-16 06:30:35 | Weblog

黒百合平を目の前にしての撤退。
強風の中での決断だったが 中山展望台からの帰りは足が重い ><
20kgに近いザックが肩に食い込む。
2時近かったがまだ登ってくる人たちがいる。
元気だなぁ~~~~。

今日、黒百合ヒュッテの状況をネットで調べてみた。
13日も強風。黒百合ヒュッテは満室だったらしい。
テント場では霜柱が立ち、テント内の結露が凍っていたとの報告もある。
寒くてふるえていたらしい。
決断は正しかったということかな ww

高見石に到着。小休止のあと白駒池へと下る。
子供連れの人たちが手ぶらで登ってくる。こちらはデカイザック。
なんか場違いな感じ。まいったなぁ~~~~ ><

白駒荘につき小休止。
山ガールさん達が華やかだ。
ファッション雑誌の山特集ページから飛び出してきたのかな~~~なんて思ってしまうくらいに華々しい。
ここでは山おばさんたちの出番はなさそうだ ww

反対側にある青苔荘に向かう。ここがキャンプ指定地になっている。

  

ここもテントの展示場の観。
モンベルが多い。
高台の一等地が空いていた。ナイス。
早速設営に取りかかるが疲れ切っている。
4時をまわっていたから10時間以上山の中にいたことになる。
何とか設営完了。



明日は早い。食事をすませすぐ就寝。
ここだって標高2115mある。来月下旬には全面凍結するという。
寒さ対策には完璧を期す。シュラフの上からツエルトを広げ毛布代わりにかける。
夜中12時頃暑いので目が覚めたくらいだ。朝方もちょっと暑いくらいだった。

翌朝5時起床。
周辺を散策。山の上なら忙しい時間だがここではゆっくり出来る。
幸せ観いっぱいだ www

   

となりから聞こえる甲高いオバサンの叫び声を除けば最高なのだが・・・ www
いやいや、オバサンではなかった 予備軍だった。末恐ろしいぞ www 



小屋右上の小山が高見石。目をこらせば人が見える。



 
先週ならここが真っ赤だったはずなのだが >< 

    

    

紅葉の名残 ><

池を一周したいがやめて、帰り支度をする。
帰りの渋滞が心配だ。
撤収完了。青苔荘前のテーブルでゆっくりと朝食兼昼食をとる。
ここでも山ガールさんたちがファッションショーやってる ww
付けているモノすべてで色のバランスとっている。
お金かかってるな~~~~w
目の保養にはなる。 

ここには今年中にまだ2.3回はくるつもり。
帰る事にする。

国道299まで15分くらいかな。
国道が見えた。

(;゜д゜)ァ.... (;゜д゜)ァ.... (;゜д゜)ァ....  (◎_◎) (◎_◎)
なんだこれ!!
R299メルヘン街道は一大駐車場と化している。
上り下りとも車が数珠つなぎ。身動きがとれそうもない。
ここに荷物を置いて麦草峠まで車を取りに行くつもりだったのだが・・・・・。
歩くしかない。30分ほどが長い時間に感じられた。
並んでいる車は上り下りで100台は越えている。
横目でみながら登っていく。
渋滞の車がとぎれたと思ったらまた車が並んでいる。
よく見ると運転手がいない ><
麦草峠無料駐車場に入れなかった人たちの路駐だ。
その数100代以上。麦草ヒュッテ前の広場に荷物をおいて登山道を駐車場に急ぐ。
駐車場に着いた。よくここまでいれたなと思うくらいに詰め込まれている。
運良く入口の1台が出てくれた。かろうじて出られた。よかった~~~~。

予定していた八千穂側の八峰温泉にはいけない。
白樺湖周りで帰るしかない。
途中に 石遊の湯という公共温泉があった。

  

500円。源泉掛け流しだとおじさんが言う。
券売機で入浴券を買おうとしたら500円を奪うようにとり、券を買ってくれた。
「何度でも入りたくなるからね。いまならすいてるよ。」とおっしゃる。
おいおい混んでるよ。ほとんどが山帰りのひと。
おじさん商売熱心だなぁ~~~ ww
小屋のおじさんとは正反対だ ww
ここで汗を流し、となりのそば処せせらぎでそばを食べた。1550円。
これが今回の山行のシメでした。 w 

今月中にはまたこよう www
次は白樺湖近くの河童の湯ってのにしようかな www
山帰りの温泉もはやりだし、どこにいってもある。これも楽しみのひとつ。





 


10月15日(火)のつぶやき

2013-10-16 05:06:48 | Weblog

北八ヶ岳(丸山・天狗岳)は下見におわった >< blog.goo.ne.jp/chimo777/e/fd7…


今回はイイ写真なかったなぁ~~~
今度ゆっくり写真だけ撮りに行こうかな。
白駒池晩秋とかいってきれいなやつここにのせたいなぁ~~~~。
今回のはこんな感じ・ pic.twitter.com/523qNknN8X