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兵庫県立図書館郷土資料室でジョセフ・ヒコに関する書籍や文献、雑誌の展示が行われています

2014年06月19日 05時02分46秒 | 神戸市以外の兵庫県
明石市の兵庫県立図書館に2014年6月18日、図書館入門講座「兵庫ゆかりの人物を調べてみよう」
に出席参加及び借りていた本を返すために出かけた。

その折、表題のジョセフ・ヒコに関連する書籍などが展示されていましたので本の名前や県立図書館
の分類番号などを判る範囲でまとめてみました。また関連する内容についても補充して述べる。


ジョセフ・ヒコがどんな人物なのかを簡単に書かれたパネルが作製されていました。(上の写真)
パネルの写真にジョセフ・ヒコ (別称では浜田彦蔵、彦太郎、播州彦蔵、アメリカ彦蔵などがある)
の銅像(播磨町の中央公民館の前に銅像がある)が使用されていましたので現地の説明を添付します。




それでは本の紹介に移行します。



上の2枚の写真は展示の全体を撮ったものです。
兵庫県立図書館の郷土資料室で見れます。

上の写真はジョセフ・ヒコが明治25年(1892)に刊行された自叙伝「THE NARRATIVE 
OF A JAPANESE VOL.1 」と明治28年(1895)に刊行のVol.2(下巻)です。
日本人で初めての英文の自伝書となります。


上の写真はジョセフ・ヒコの自伝の訳本などでアメリカ彦蔵自伝Ⅰ及びⅡ 浜田彦蔵著 中川努, 山口修訳で
The Narative of a Japaneseの完全訳書です。左から7冊目から9冊目


上の写真はジョセフ彦が日本で初めて新聞を発行した26号までを収納した早稲田大学出版部刊行の
「海外新聞」です。
日本語による近代的新聞の最初の創刊はジョセフ・ヒコが岸田吟香本間清雄(潜蔵)らの協力を受けて
英字新聞を日本語訳した「海外新聞」正確には「新聞誌」で1864年6月28日(元治元年5月25日)発行
されたのが最も古いとされています。
今年の6月28日で150周年となります。
オリジナル品は播磨町郷土資料館が最近保有することになりました。(下の写真)




詳細はEOひかりテレビ歴史ロマン 2014年3月17日放送を参照(下記のWebでみれる)
http://eonet.jp/eohikari-ch/rekishi/


上の写真は新聞史に関する書籍を紹介したものです。

1864年6月28日に日本で初めての新聞が発刊された記念碑が横浜にあり記事にしていますので
リンクしておきます。
日本国新聞発祥之地の碑 in 横浜関帝廟通 on 2014-3-14


上の写真はタイトル:ジョセフ・ヒコ 副題:ジョセフ・ヒコ アメリカ市民権取得150周年記念特別展
播磨町郷土資料館が2008年10月に刊行したものです。




上の2枚の写真は播磨町郷土資料館の紹介とリーフレットが置かれていました。
播磨町郷土資料館では今年の10月4日から11月30日の会期で「ジョセフ・ヒコの生涯と新聞史」
の企画展が開催される予定になっています。


上の写真の1番左は一坂太郎著の「ひょうご幕末維新列伝」Page10-16にジョセフ・ヒコの悲劇と題して
漂流のことと新聞発行のことが記述されています。
真ん中の雑誌は2007年3月刊のBan Cul:播磨がみえる63号で著者の井上朋義氏(故人)は播磨町
古田の正願寺の住職でもありました。

播磨人物伝 新聞の父ジョセフ・ヒコ(1) 漂流、そして異文化のアメリカへ の題で
書かれています。

井上朋義が書かれたジョセフ・ヒコに関する著作は沢山あり下記のブログで纏めています。

「怒涛を越えた男たち」の石碑 in 播磨町古田の正願寺 on 2014-2-22


上の写真は左から「近盛晴嘉著のジョセフ彦 日本ブリタニカ1980年刊」
「小西聖一著の 日本初、新聞が発行された 理論社 2008年刊」
「山下 昌也著のヒコの幕末 水曜社 2007年刊」


上の写真は「歴史と神戸」「神戸史談」「Ban Cul:播磨がみえる」などです




上の写真はジョセフ・ヒコ所縁の石碑などの写真と説明パネルです。

小生のブログでも紹介していますのでリンクしておきます。

左上の写真 播磨町蓮花寺の横文字の墓
  ジョセフ・ヒコ(Joseph Heco)の生まれ故郷 播磨町散策記 その4 蓮花寺の横文字の墓

左下の写真 ジョセフ・ヒコ生誕の碑(播磨町)
  ジョセフ・ヒコ(Joseph Heco)の生まれ故郷 播磨町散策記 その2 新聞の父ジョセフ・ヒコの記念碑

右上の写真 神戸市兵庫区能福寺の日本で初めての英文による観光案内(兵庫大仏)
  ジョセフ・ヒコの英文碑

右下の写真 神戸市中央区にあるジョセフ・ヒコの旧居跡
  新聞の先駆者ジョセフ・ヒコの旧居跡(その2)

なお、ジョセフ・ヒコと奥さんのお墓は青山の外人墓地に眠っています。
  浄世夫彦之墓(ジョセフ・ヒコと妻の濱田 子(ちょうこ)の墓)in 青山霊園の外人墓地 on 2014-3-14
















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