CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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六地蔵ーーー仏教用語(5)

2007年08月25日 07時56分12秒 | Weblog
地蔵という言葉はインドの言葉kuksi(大地)と
garbha(胎内、子宮)の合成語である。

一般的には「子供の守り神」で、地蔵盆は8月中旬
に各地で催されている。また地蔵菩薩の前には
子供が喜ぶお菓子などが供えられている。

6地蔵は地蔵菩薩の像を6体並べて祀った六地蔵像
お寺の中にあることが多い。
六道輪廻の六道のそれぞれを6種の地蔵が救うと
することから6体の地蔵菩薩像が祀られる。
1)檀陀地蔵又は金剛願地蔵
2)宝珠地蔵又は金剛宝地蔵
3)宝印地蔵又は金剛悲地蔵
4)持地地蔵又は金剛幢地蔵
5)除蓋障地蔵又は放光王地蔵
6)日光地蔵又は預天賀地蔵


六地蔵像は墓地の入口などに祀られている場合と
街道筋に祀られていることが多い。

京都の六地蔵は以下のとおりである。
1)奈良街道:六地蔵の大善寺(伏見地蔵)
2)西国街道:上鳥羽の浄禅寺(鳥羽地蔵)
3)丹波街道:桂の地蔵寺(桂地蔵)
4)周山街道:常盤の源光寺(常盤地蔵)
5)若狭街道:鞍馬口の上善寺(鞍馬口地蔵)
6)東海道:四ノ宮の徳林庵(山科地蔵)

上記の六地蔵を回る「六地蔵めぐり」が毎年
8月22日から23日に開催されます。

また江戸六地蔵は下記のとおりである。
1)東海道:品川寺
2)甲州街道:太宗寺
3)奥州街道:東禅寺
4)水戸街道:霊厳寺
5)千葉街道:永代寺
6)中仙道:真性寺

中年夫婦のぶらぶらある記で江戸六地蔵を
上手くまとめられていますのでリンクして
おきます。詳細はこちら

コメント (3)
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