自宅半径300メートル

ありがとうございます。

蔓性ゼラニュームの白い花が咲いています。
郵便物を出すために家の近くにあるコンビニそばのポストまで出ましたが、空は少し曇っていました。



今日はゴミ回収日ですが、午前11時を過ぎた後もまだゴミの回収がなされていません。
きっと優先順位で動いているのでしょう。出されたゴミはそんなに多くありません。



家の前の大通りを渡ると石窯パン屋さんがありますが、ここではドアの外にも長い列が出来ていました。順番が来て中に入ると焼き立てパンが次々と棚に並べられていますが食パンは3時間待ちとか……。
パン屋さんの駐車場の車も通行の車も普段より少なく感じます。



パン屋さんの前には大通りに面してガソリンスタンドがあります。
そのスタンドで見かけた張り紙です。↑

マンションの前にはコンビニがありますが、一巡してみると店内の棚の中には半分くらいしか商品がありません。電池の棚も空っぽでした。私は何も買わずに外に出ました。





家のそばの、去年移植された幼木のヒュウガミズキが小さな花を咲かせ始めていました。
ヒュウガミズキの根もとにはチューリップがたくさん芽を出していました。



モミジも芽吹き始めています。
春ですね！！！確かな春が来ています。

巨大地震のニュースとさらに原発放射能漏れのニュースに心が痛みます。どうか被害が広がりませんようにと祈るしかありません。
九州に電話をしたら、そちらでも部品の調達が出来ずに工場が止まっていて休業している人がいると聞きました。
ガソリンや灯油が不足すれば、人の移動も物資の輸送も、ゴミの回収も、さらに工場の操業もままならなくなります。届いたメーリングリストでは、まさに命の灯にも影響しています。（作家石川結貴さんのブログから→☆）

これらを通して、私たちの住む首都圏にも様々な未曾有の体験を迫られてくるでしょう。
多くの犠牲の基に、たくさんの気づきがもたらされることでしょう。
これから真の豊かさに満ちた国をつくらなければなりません。
便利さを追求して行くともっとも不便なものにぶち当たる……これまでの日本はモノの豊かさと共に知足の精神や心の豊かさを失いかけていたように思います。
いまこそ、取り戻すときです。
戦争を起こすことのないように、そして不要の我慢を強いられることのないように、けれど、どうあることが望ましいのかを私たちは本当は知っているように思います。

モノを買い占めることなく、いま本当に必要な身の丈に合ったものを日常と同じように買うという誇り、プライドを失わないようにしようねと、私自身に言い聞かせました。

私にはいま祈るということしかできないけれど、自己に向き合い祈りをさらに深めて行きたいと思います。