ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

“ありあわせ”の暮らしを生きる

2008年06月22日 | 生活・暮らし・家事など



早朝からパソコンの不具合が生じ、悪戦苦闘しましたが、何とか元通りになりました。
パソコンに依存しきっている私の生活を少し見直し、反省しました。
大地震の被災地では突然襲ってきた天災になすすべもなく、これまでの暮らしそのものを有無を言わさず根こそぎこそげとられた方たちもいらっしゃることは報じられている通りです。
そんな中、インタビューに応える被災者の方たちは一様に「ありがたいことです」「感謝しています」と生かされたことやその中で動いている小さな復活に向けてのにちにちの出来事、たとえば水が出るようになったことや、お風呂に入れるようになったことや、家に戻れるようになったことなどにも、生活を奪いとられたことへの不満ではなく感謝の言葉を述べていることに気付かされます。
当り前のことが突然当り前で無くなることなどが日常茶飯事に起きていますが、ややもするとその当たり前のことに感謝することを忘れがちになるものですね。心しなければと思いました。

最近、私は何でもありあわせで済ませる生き方をしているなあと思います。わざわざ何かをするのではなく、あるもので代用するとでもいうのでしょうか、そんな感じです。
無いものは無いままに、できるだけ足さない暮らしです。足すときはよく吟味して。台所周りも調味料やだしの素や食用油など、何種類も用意するのではなく、代用できるものは代用して使う暮らし、そんな暮らし方が少しずつ板についてきました。これは少しの知恵が要求されますが、その知恵の使い方も楽しいものですね。棚の上や収納庫などもひとつひとつあるものを丁寧に使い切り、徐々にすっきりとスペースが目立ってきたことのうれしさは格別です。足すときは慎重に、これが今の私の暮らしへの合言葉です。