無知の涙

おじさんの独り言

謎の宣教師

2013年04月12日 | 日常

よくクリスマス頃に新宿の駅前とか歩いていると、キリストの宣教がスピーカー越しに聞こえて来る。「イエスキリストを信じる者は救われ・・・」てな感じで。

あれって基本はテープに録音された音声が流れていて、その合間に実際に車内にいると思われる宣教師がカタコトで教えを説く、というのが通例のパターンだと思う、聞いている限り。

しっかりと理屈の通る物言いをする人もいれば、かなりフリーダムな感じの人もいる。


昨日、仕事先から駅まで歩いていると、それと思わしき車が後ろから近づいてくる。そこに乗り合わせていた宣教師は残念ながら後者のパターンであった。


「アナタのお金は本物の車を買えますか?アナタのお金は本物の家を買えますか?」


なんて?

キリストの教えを一般市民にも分かりやすく説く為に比喩を用いて表現したいのだろうが、残念ながら彼の努力は全く見当違いの方向へ行き行方不明。


「アナタの給料はホンモノですか!?」


なんの話ですか。


「ソレはホンモノではアリマセン!アリマセン!アリマセン」

いやセルフエコーとか付けなくていいから。

「ソレでは車カエマセン、家もカエマセン、ブフッ、アハハ」

笑っちゃったよ!ついに。これは卑怯。僕も思わず笑ってしまった。周りの人も笑ってるだろうと思ったら誰も笑ってませんでした。くっそう、ちょっと真面目にやりなさいよ。


ここで再びテープの声が流れ始める。「悔いを改め・・・」

この流れで「悔い改めよ」とか言われても、へぇ、としか思えない。

そんでまだテープが流れてるのに、まともな事を言っているテープにかぶせて再び宣教が始まる。

「3人の男と1人の女がイマシタ。女の人は優秀ナノニ、3人の男は女の人の言うコトを聞こうとしません。コラッ男子!!」

いやもう色々ブッ飛びすぎて、1つずつツッこんでいるとキリがないよ。

 

 

 

 

 

 

 


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