無知の涙

おじさんの独り言

昔むかし

2021年08月07日 | 日常

最近なにやら過去のやらかしを取り沙汰されて、いろいろ大変な様子。

オリンピックでもゴタゴタあったし。
 
他人になかなか理解されないから他人と違う表現手段をもつしかなかったわけで、そういう人の全発言を洗いざらい日の目に出したら、そりゃちょっとヤバいのもあるのではないだろうか。許すと許されざるとはまた別の話で。
 
少し前に韓国あたりで昔イジメをしていた有名人がイジメてた本人から告発されていたりしてたけど、いやはやネット社会怖すぎだろ。
 
イジメられた人の気持ちはもちろんイジメられた人しか分からんので、イジメられたことに関しては大いに同情するけれど。やってる事は結局イジメてた人と同じじゃんとは思う。
 
イジメを受けたことのない人には分からんと言わるかもしれないが、イジメとは違うかもしれないがけっこう嫌な目には合ったことがある。
 
高校2年のとき。
 
バイクに乗り始めて極端に歩く事が減ったにも関わらず、食ってる量は変わらないので人生初の肥満体型になり始め、運動せねば!と思い立ったが、1人でジョギングとか絶対に無理。3日坊主どころか3分で終わる。
 
手っ取り早く運動するには部活に入るのが一番。運動器具も使えるし。そこで高校のバレー部に入る事に。
 
なぜバレー部だったかというと、全く部員がおらず廃部状態だったが、その年に入って来た1年がバレー部の復活を懇願し、部員も揃えたので見事に復活と相成った。
 
3年となんて紙一重も絡みたくない自分にはちょうど良すぎる。
 
部室で初顔合わせの際に向けられた後輩たちの絶望に満ちた顔面は一生忘れない。そりゃそうだ。ようやく部を復活させて1年だけで新たなスタートを切った途端になんか来たのだから。
 
その気持ちは痛いほど分かったので、きちんと前置きはした。
 
俺は運動がしたいだけで、全くバレーに興味ないし、バレーをやる気もないから気にしなくていい。部の方針とかそういうのも一切かかわらない。部員としては君たちの方が先輩なんだから変に先輩扱いもしなくていい。なんならバレー部員として扱わなくていい。外10キロ走るときとか特に。
 
完全にヤベェやつ来ましたけど!みたいな顔をされたけど、まぁそうして彼らとの奇妙な日々が始まった。
 
きちんと顧問にも同じことを言った。運動さえできれば別にバレー部である必要はないと。でもバレー部がいいんですと。
 
頭おかしいのでは・・・と完全に引いてたけど、何せ私は1年と2年とよく分からない理由で学級委員長を無理やり押し付けられていたので、多少は先生たちにも知られている。なんとか研修会にだって出てるし。
 
キャプテンの五十嵐がOkすればまぁいいだろう、ということになったので、いやさっきOKもらいましたよと言ったら、順番おかしいだろと怒鳴られた。こんな急に復活した部活の顧問なんて誰も知らねぇだろ・・・。
 
そうしてバイトのある日以外はよくバレー部に顔を出すようになり、そういえば中学1年の時にバレー部だったことも思い出し、背も無駄にでかいし、そこそこバレーできるじゃん!経験者だったんすか、ただのヤベェ人じゃなかったんですね、ということで1年と仲良くなるまでそう時間はかからなかった。
 
                                       つづく
 

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