無知の涙

おじさんの独り言

シン・エヴァンゲリオン

2021年10月19日 | 漫画やアニメ

工房でプラモやりながらアマゾンプライムで観ました。

Qであんな感じになり、それから10年以上待たされて、正直もうどうでもいいと思ってましたが、観た人たちの評価が高いので気にはなってました。
 
観た感想。
 
良かった。どうせ謎に関してはぶん投げっぱなしなんだろうと思ってましたが、思ってたよりはちゃんと明かされていた。
 
相変わらず情報量が多くて1回ではとても理解が追い付かない。
 
ここからは新旧含めて個人的な解釈になりますが、旧作は使徒を倒して神のような存在になった初号機とシンジを依代に人類補完計画が発動し、再び人との関係を望むシンジにより計画は中断され終わりを迎えた。
 
今回は13号機&ゲンドウがそれに近い。シンジと初号機はよく分からないけど、シンジの意思も理を超越しているような感じだったので、13号機と同じような立ち位置な気がする。
 
巨大綾波や旧劇のラストシーンを思わせる場面など、旧劇をきちんと意識しているのがなんだか良かった。形は違うけど、きちんと本来のエヴァを踏襲しているのだと。
 
そう思うとQの解釈もだいぶ違ってくるし。あれが旧で言うところのラストなんだろう。
 
でもそう考えると、そもそもあの状態で何故サードインパクトが起こりかけたのかという謎に至り、ループ説やら何やらで堂々巡りになってしまうので、ここではそれについては流してしまうけど。
 
旧劇ではシンジとアスカ以外の人間が生き残っているのかどうなのか全く触れなかったけど、旧があのまま続いたとしてリビルドしたのがQの世界。
 
そこから更に本当の意味で救われたのが今回のシン。
 
アスカの謎、ゲンドウの生い立ちにも触れ、最後カヲルについても触れていたけど残念ながらプラモ塗装中であまりよく見てなかった。カヲルが司令?とか呼ばれていたような。いちばん肝心なところなのに。
 
そういった部分にちゃんと触れていたのも良かったし、やはり旧作から追ってきた身としては、シンジがちゃんと成長し救われた姿を見られただけで満足。ミサトとシンジが抱擁している姿を見て泣きそうになった。
 
観て良かった。
 
今回プラモやりながら鑑賞でちゃんと観られなかった部分も多いし、自宅でゆっくりブルーレイで観たいんだけど、いつ発売されるのやら。