無知の涙

おじさんの独り言

実家へ

2011年07月04日 | 帰郷

履歴書が書き終わったと思ったら、それと一緒に送られてきた紙が何枚かある。

見てみると、経歴書と書かれている。


え?まさかコレも?そう、コレもパソコンで書き起こさないとならないらしい。

こっち大変じゃんよ。あーもー!ドコモショップ閉まっちまうじゃねーか。


この僕の目から見ても、ちょいちょい文章がおかしかったりするので、それを直しながらタイピングしないとならない。読めない字も多数あり。


つーかさ、履歴書でもメールでもファックスでも同じだけど、客先とかの場合は(株)って略すのは失礼だと思うが。


そうして小1時間ほど掛けて完成。やれやれ。

だいぶ文章とか変えてしまったので、とりあえず確認して貰おう。


電話かけたら寝てやがった!

寝るなぁぁぁッ!まだ9時だろうがっ。


とりあえずFAXするから、FAX何番だっけ?


親父「FAXないよ」

え?ハッとして送られてきた紙を見てみる。隅っこに小さい字でセブンイレブンて書いてあった。そういやFAXなんて見たことない。

ノオオォォッ!どうっすんだよ!あ、メールがあったな。

親父「メール使えないんだよ。パソコン買い換えてからメールできないんだよ。ジャパネットたかたで買ったんだけどさ。ジャパネットたかたはダメだな」

ジャパネットのせいじゃねーよ。社長もビックリだわ。いや、簡易メールで良いだろ。gooとかなんでもあるだろ。

うーん、でもそれを電話できちんと説明する器量はない。


はぁ、仕方ない。日曜日に実家へ帰ることにして電話を切った。

 

そして日曜日。休みだと言うのに6:00に起きて、実家を目指す。割とスムーズに乗り換え出来たので、10:00前には到着。

家に入ると、ソファーで寝ている親父。

寝るなぁぁぁ!寝るな!

起こして僕が書いた履歴書を渡す。「訂正があったらココで直して打ち出すから」




「お前もちゃんと文章書けるようになったんだなぁ」と一通り目を通してから、親父が感慨深げに言った。


いやいや、いくつだと思ってんだよ。もう35歳ですよ。人生の折り返し地点ですよ?


親父「昔お前が読書感想文を書いていたのを、こっそり読んでみたら、ドーン!とかバーン!とか擬音ばっかりで全然意味が分からない感想文書いてたよなぁ」

いいよ!思い出さなくて!小学校低学年くらいの話だろ。

そうして経歴書の方に少し訂正があったので書き直してプリントアウトしようとすると、プリンターがウンともスンとも言わない。なにこれ。

親父「パソコン買い換えてから、プリンターも使えなくなってんだよな」

この人パソコンの電源入れたら、全部パソコンが自動的にウィーンウィーンとメールだのプリンターだのセッティングするもんだと思ってない?ねぇ?

とりあえずプリンターの型番を調べて、インターネットで検索。ドライバー的なものをダウンロードしなければならないのだが、使ってるプリンターが古すぎて既に無い。カスタマーセンターも日曜日は休み。万事休す。

仕方ないな。

車で近くの電気屋に行ってプリンターを購入。EPSONの最新のヤツで20000円。やっぱ車って便利だよなぁ。

また大急ぎで帰って来てセッティング。そうしてようやくプリントアウト成功。年賀状プリントとか細かいのは義兄さんに教えてもらってちょうだい。盆に帰って来るだろうし。


一息つく間もなく、帰り支度。もう15:00過ぎになってた。泊まって行けと言われたが、とてもじゃないけどココから渋谷まで通勤する気にはなれんわ。


やれやれ、高い父の日のプレゼントになったな、と思いつつ、実家を後にしたのでした。