無知の涙

おじさんの独り言

怖い?話の続き・・・

2011年06月11日 | 怖い話

そうして衝撃の事実に衝撃を受ける僕。いつも使用しているトイレが大当たり確定という事実を突きつけられたのである。これはもう失禁することも辞さないッッ!!(意味不明)


そしてAさんは更に、その人に憑いている幽霊も見えてしまうとか。


背後霊やら守護霊、単純に取り付いている霊とか、そういうものでしょうか。レイ背景ならパチンコでは有難いけど、あまり私生活では関わりたくないものである。

でもジョジョの奇妙な冒険を呼んでいる方なら、こも気持ちを理解してもらえると思う。強い背後霊や守護霊が欲しいという願望を。

ジョジョの奇妙な冒険の第3部から、幽波紋(スタンド)という能力が出て来て、スタンド使いが背後霊的なものを出してバトルするのである。第3部の主人公のスタンドがスタープラチナと言うスタンドで、これがまぁカッコイイったらない。

 


あの時にジョジョを読んでいた少年たちは、誰しも自分の守護霊は強いものであると確信していた。

 

そういう経緯もあり、背後霊や守護霊というのは興味ある。自分にどんなヤツが憑いているのか、戦闘系のヤツなら願ったり叶ったりである。


そうしてAさんに是非教えて欲しい、と頼むが、なかなか言わないAさん。大丈夫、何がいても驚かないからと懇願したところ、ようやくその重い口が開く。

「おじいさん」とAさんは言った。

え?

「窮屈そうにしてる、おじいさんがずっと横にいます」

えええぇぇええ。だいぶガッカリ。戦闘系どころか、銭湯系じゃねーか。つーか窮屈そうってなんだよ。窮屈なら、どっか行けよ。勝手に隣に入ってきて「せ、狭い・・・ここ」じゃねーよ!

うーん、でも僕のおじいちゃんかも知れないから、あまりムゲには出来ないな。


更にAさんは人の持つオーラの色も見られると言う。オーラというと、僕は金色のオーラしか思いつかないけど、人はそれぞれ色を持ったオーラを纏っているとのこと。

Aさんはそういう番組を見ていると、自分なりに占ってみるそうだが、だいたいテレビで占っている人と同じ意見だとか。

ここまで来たら聞くしかない。僕のオーラの色を。

「白」とAさんは言った。

白ってことは、無いってコトですね。僕にはハイパーオーラ斬りは出来ないということですね。と思ったら、そうではなく、白という色で見えているらしい。

白というオーラだから何なのか、という事については聞いてません。

霊感が強いって言うのはスゴイと思う。見たくないものも見えてしまうという悩みもあるだろうけど、こういうオーラが見えたりするのって、すごく便利だと思う。他人のが見えるってコトは、自分のも見えるのだろうし。今日のオーラ濁ってんなぁ、早く帰ろうとか、今日はバリバリなので、お客さんとの打ち合わせも強気で行こう、とか。オーラというのが、そういうものだとしてね。

そうして飲んでいるうちに、すっかり夜も更けてしまい、既に深夜2時を回っている。


是非ともこれからAさんに僕と一緒に事務所まで来てもらい、トイレあたりの実況をして頂きたかったが、明日の仕事もあるので無理強いは出来ず。


そうして僕は一人で深夜2:30に事務所に戻って来て、あのトイレに行くことになるのであった。

つづく