無知の涙

おじさんの独り言

怖いメール

2010年11月25日 | 日常

思いのほか早く仕事が終わり、
一緒に仕事していた人に送ってもらって帰宅。


なんだかんだで4時に就寝。

午前中は休むつもり。


そうして気持ちよく寝ていると、
携帯がブルブル言ってる。

会社の携帯かと思ったら、
僕個人の携帯。

見てみると、
メールが受信されてる。

題名は無題。
内容はこんな感じ。

あのさ、一方的に別れるって、
そりゃないんじゃないの?
俺の言い分も聞いてくれよ。


へ?なんて?
意味不明マキシマムドライブ。


開ききらない目をこすりながら、
何度かメールを読み返す。


別れるって、誰と誰が?
つーか男だよな、これ。

男から「別れたい」と言われるような
不純同性交遊など身に覚えない。

アドレスを見てみる。
やはり知らないアドレス。

おかしい。
僕はそもそもメールは指定受信にしている。

要するに、受け取りたいアドレスを僕が指定しないと
僕にメールを送ることは不可能なのだ。

何も知らない人が間違えたレベルで
僕にメールを送るのは、ほぼ不可能である。

一度、いま流行りの無料ゲームサイトに
登録したら、わけ分からんメールが
急にいっぱい送られて来るようになった。

即刻、解約して再び強固な防衛網を敷いた。
もちろんそれ以来、意味不明なメールは届かなくなった。

だが、この男は実際に僕にメールを送っている。

これについて、2つの仮説が考えられる。

①本当に間違えて送って来ている。

②なんらかの新手な詐欺的メール。

①の仮説について考えてみる。
送られてきた内容からして、僕にメールを送る手前までは、
そのアドレスで彼女と普通にやりとりしていたハズ。
それが何らかの手違いが起こり、
僕にメールが送られて来るようになった。
そんなことってあんの?

アドレスなんて、いちいち打ちこまない。
だいたい受信履歴から返信するだろう。
そうなると、間違いが起こるとすれば、
最初のメールを送る時に、
相手から聞いていたアドレスを
間違えて打ってしまい、
それに気づかず送ってしまうケースに限ることになる。

だが、どう考えても、そんな段階の内容ではない。
既に出会って、今まさに別れようとしているのだ。

そうなると、さらにケースは限られてくる。
例えば、別れ話を切り出して後に、
彼女はメールのアドレスを変えてしまった。
本人からなのか、友人からなのか分からないが、
彼女の新しいアドレスを聞いたメール男は
早速そのアドレスにメールを送った。
だが、そのアドレスはどういうワケか、
僕のアドレスであった。

しかし、ここでひとつ忘れてはならないのが、
僕は指定受信設定にしている、ということだ。
上記の憶測はまずこの問題が解決されなければ、
成されないことである。


②の仮説について。
冒頭の方で述べたとおり、
某無料ゲームサイトに登録した際に、
その翌日から実に様々な迷惑メール
が送りつけられるようになったが、
一体どうやって送りつけているのか
不思議で仕方なかった。

登録の際の条件として、
そのサイトを指定受信対象にしなければならないのだが、
送られてくる迷惑メールのアドレスは当然そのサイト
のアドレスではない。
にも関わらず、実に様々なアドレスからメール
が送られてくるのである。

どのようにして、そういった事が出来得るのか、
皆目見当がつかないが、
そういうことのプロフェッショナルがいるのだ。
彼らは張りめぐらされたシステムを突破し、
新たなシステムに妨害されれば、
そのシステムをも突破する。
そういうことを生業にしている人間もいる。

もうこの場合だとしたら、
完全にお手上げである。