完全に自分で置いた地雷を自ら踏んづけた形の精算が終わり、ようやく宴会タイム突入。
所長の挨拶が終わり、
乾杯。
コンパニオンさんも3人いる。まぁどうでもいいんだけど。
宴会始まったはいいけど、昼飯が遅かったからお腹いっぱいで全く食欲なし。
せっかく出してもらった食事がほとんど食べれない。
すき焼き用の卵をゴハンにかけたり。
しかも宴会で出された料理より、昼飯の方が豪華だった。
そんな感じでほとんど食べずにガブガブ焼酎を飲み続ける。
すると、遠くの方で「山手線ゲーム!」の掛け声が聞こえる。
またやってるよ。
何が彼らをあそこまで山手線ゲームへと駆り立てるのか。
山手線ゲームだぁ~い好き、私も山手線ゲームみたいになりたいな♪(元ネタ知らない方はごめんなさい)
そんくらい好きだろ。
そしてなんか会場の演壇で景品獲得ゲームが始まる。
宴席の人々は紙に書かれた番号を順番に引いてゆく。
そして演壇に長机が置かれ、景品の箱が置かれてゆく。
さらにその景品にシーツが掛けられる。
なになに?
なんか楽しげな予感。
と思ったら、ひたすら番号順に景品を取りに行って、シーツに手をツッコんで景品を取るだけ。
しまいには余った景品を壇上から全力投球で宴席に投げたり。
そしてHさんが得意の手品で失敗したり。
山手線ゲームは続くよどこまでも。
嫌なのにコンパニオンと無理矢理に写真を撮られたり。
そうして時間は過ぎてゆき、狂った宴はアッという間に終わり。
部屋に戻り、Hさんたちと飲み直してると、旅館の10階で二次会やってるよ、との情報が飛び込んでくる。
でももう席ないよ、とのこと。
じゃあちょっと外に飲み行きましょうよ、という展開で、Hさんたちと外に行って二次会。
2時間ほどカラオケして帰ってきて、僕らのグループは12時には就寝。
翌朝は5時に起床。
どうも旅行に来ると早起きしてしまうな。
暇なので朝風呂入って、戻ってきて3周目に入ったクロヒョウをやってると、他の人達も次第に目を覚ます。
Hさんも6時30分くらいに起きだし朝風呂へ。
朝ごはんは8時30分。
まだ2時間もあるのかよ・・・
とにかく暇。
あまりに一人で生活してる時間が長いと、こういう団体行動が苦痛で仕方ない。
もうとっとと朝飯食って、なんかするなり、帰るなりしたい。
仕方なく売店に行って時間潰そうかと思ったら、まだ開いてない。
帰りにラウンジの前を通ると、一面の大きなガラスの向こうに熱海の大海原が拡がっている。
そうだ!海に行こう。
ちょうど朝風呂から出てきたHさんを誘って海岸へ繰り出す。
台風が去り、平静を取り戻した海はどこかホッとしているようで、穏やかな波音で海岸に散歩に来た人々を出迎えていた。
僕はそんな海を見ながら、うんこしたい気持ちでいっぱいでした。
台風が過ぎ去った海岸で、急に荒れ狂う台風状態に陥る僕のお腹。
それをよそにブログネタ収集の撮影に夢中なHさん。
「カンイチとオミヤ像て何処にあんだろう」とHさん。
カンイチとオミヤより、
カンイッパツなオナカの方が大事件。
近くにガストがあったので、そこにHさんを誘い込み、なんとか危機回避。
スッキリしてコーヒー飲んでいると、
「夕べ楽しい夢でも見てたの?」とHさん。
え?夢?
いや、見てないと思うけど。
Hさん「なんか寝ながら楽しそうに笑ってたから」
僕「寝ながら笑ってたんですか!?」
Hさん「そう。30分くらいキャッキャッと喜んでたよ」
気持ちわるッ。
ちょっとショック。
そうこうしてる内に時間も8時。もうちょっと海が見たかったけど、戻らないと。
ほんとめんどくさい。
そんで宿に戻って朝食開始。
みんなそれぞれ二次会、三次会と行ったようで、一人ひとりに様々な疲れが見て取れる。
すると、なんか所長周辺がザワめいてる。
なんでもコンパニオン3人を2組の猛者たちが朝の4時まで連れ回していたらしい。
あらあら。
精算が大変よ?
1人が1時間1万円として、3人を7時間で21万。
コンパニオンが1時間で1万てこともないだろうし。
まぁ、旅では開放的になるからね。
精算がんばって下さい。
朝食を終え、僕とHさんは行きと同じく、Nさんの車に乗せてもらい、東京へ帰ることに。
帰りに所長のとこへ挨拶しにいくと、そこにはコンパニオン連れ回した人達が集められ、所長に怒られてました。
終わり