無知の涙

おじさんの独り言

最後のヱヴァンゲリヲン新劇場版~序~

2007年10月31日 | Weblog

11月2日でいつも観にいってる劇場のエヴァが上映終了という情報を聞いたので、昨晩ちょっと行ってまいりました。

いつも平日の夜は19:3021:45分の2回あると思っていたのですが、上映時間を確認したところ、

18:30と22:30

社会人に18:30は無理だから、22:30の回。00:18分終了・・・。

ギリギリに入ったので、適当に前から7番目くらいに座ったのですが、何気にベストポジションでしたね。4回観たワケですが、一番観やすかったなぁ。

終わってから観客の数が把握できましたが、だいたい20人くらいでしたね。かなり年齢層高かった。

みんな好きねぇ。

3回目はほとんど寝てしまったので、良い感じで間隔空いて新鮮に観れました。

もう、さすがに時期も時期なので、ネタバレ覚悟で今回はいろいろと考えてみたいと思います。ネタバレはイヤァァァ!な方はお気をつけ下さい。

今回の「序」はTVシリーズの総集編という感覚で初めは観たのですが、けっこう相違点が多かったですね。

絵もほとんど書き直されているような感じでしたし。

冒頭から海が赤いのが気になりましたね。

始まりは当然テレビの第1話の冒頭から始まるのですが、テレビでは普通に青い海だったのが、映画では赤い。

海が赤いといえば、前回の「THE END OF EVANGELION」のラストシーンを思い起こします。

あれ?もしかしてループしてる?

それ以外にも冬月・ゲンドウの言動がかなり的確に未来を予測しているような感じがしたり、やはり最後のカヲル登場の際の彼のセリフから、かなりループ説濃厚な感じがします。

ゲンドウの言動

冬月「結局、お前の息子は予定通りの行動をとったな」
ゲンドウ「ああ。次はもう少しレイに接近させる。計画に変更はない
冬月「14年前からのシナリオ。運命を仕組まれた子供達か。過酷すぎるな」

カヲル

カヲル「……分かっているよ。あちらの少年が目覚め、概括の段階に入ったんだろ」
キール「そうだ。死海文書外典は掟の書へと行を移した。契約の時は近い」
カヲル「また三番目とはね。変わらないな君は。会える時が楽しみだよ、碇シンジ君」

また三番目??っていうのが気になりますね。

しかも月で目覚めてるし順番が早いし変な巨人いるし血の帯が付いてるし、でやはりループ?

ジエンドオブ~でリリスと融合したレイから血のような液体が吹き出ましたが、それの跡かなぁ。あの月面に横たわってる巨人はリリス?でもネルフ地下にいるしなぁ。初号機?

シンジがサードチルドレンであることに対して「また三番目」と言っているなら、やはりカヲルには自分が以前に17番目であったことを知っているということになると思いますが。

それにテレビシリーズでは「第3の使徒」だったサキエルが、劇場版では「第4の使徒」。第6の使徒であるラミエル討伐のシーンでゲンドウが「あと8体の使徒を倒さねばならない」と言っているので、使徒の合計数は13体?テレビでは17体でしたから、出てこない使徒も出てくるみたいですね。

他にもシンジがテレビシリーズよりも少し男らしくなっていたりしていますね。TVシリーズよりも反抗の理由が分かりやすく、感情移入しやすくなってました。

「……恐いんですよ。エヴァに乗るのが。ミサトさん達はいいですよ。いつも安全な地下本部にいて命令してるだけなんですから……僕だけが恐い目に遭って……!! ミサトさん達はずるいですよ!!」

そして僕が何故この映画を4回も観てしまったのか?

それはやはりヤシマ作戦ですね。

使徒ラミエルの形状変化がカッコ良すぎ。テレビシリーズでは全く形状の変化はしてませんでしたからね。

日本中の電力を集めて、遠距離から陽電子砲で一撃必殺を狙う。

その様子が那須与一が八島で扇を的に矢を射たという姿を連想させることから、作戦名が「ヤシマ作戦」ということらしいです。

ラミエルはかなり遠距離の熱源反応をも察知し、多彩な攻撃により迎撃されてしまうので、初号機の攻撃を使徒に勘付かせないように攻撃システムによる一斉攻撃。

あそこら辺の戦闘が鳥肌が立つくらいカッコいいですね。

映画館で観て良かった!と思いました。

そして、エンドロールが終わったあとに突然に始まる

次回予告!!

もう映画館の大画面いっぱいに「予告」の文字が出た瞬間、もう次回予告大好きな僕としては失禁モノでした。

内容としては

出撃するEVA仮設5号機。配属されるEVA弐号機とそのパイロット。消滅するEVA4号機。強行されるEVA3号機の起動実験 。そして月より飛来するEVA6号機とそのパイロット。次第に壊れてゆく碇シンジの物語は果たしてどこへと続くのか。

次回、ヱヴァンゲリヲン新劇場版「破 」

さぁて、この次もサービスサービス♪


というモノでしたが、もう早く観たい!!!!!!!

出撃するEVA仮設5号機???

月より飛来するEVA6号機???

テレビシリーズは4号機までで、後は量産型としてまとめて出ましたから謎です。

予告の最後に出てくるメガネの女性が5号機パイロットでしょうか・・・。月より飛来するのはカヲルだと思うんですが。

さすがに「破」というだけあって、ここでかなりテレビシリーズから変異しそうですね。

トウジが救出されているシーンがありましたから、男の戦いくらいまでは進みそうな感じがしますが。

となると・・・

序が1話から6話までで、

破が7話から19話

濃いなぁ。

あー早く観たい!もう待つ身はツライですなぁ。

破は2008年早春上映予定となっていますから、まだまだ先っぽいなぁ。