クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

「ひも」谷川俊太郎の詩(LOVE PHANTOM断捨離・23)

2022-10-27 | 文芸

 初秋の服しまっている時

チットのアンサンブルニットに、があいているのを

見つけました。

 秋の仕事着として、活やくしてた服・・

 ふと見ると、ウエストについていた「飾り紐」が キレイだったので

このヒモだけ・とっておくことに しました

 というのも・・クリンには、『ひも』という、大好きな詩が 

あるんです🐻

 たにかわしゅんたろう(谷川俊太郎)さんの詩です

 ~ひも~

 

うまれてからこのかた
ひもにはあたまもしっぽもなく
ふたつのはじっこがあるだけだった

 

いろあせたこいぶみのたばを
くくっているあいだはよかったが

わけあってこいぶみがもやされ
もうむすぶものもしばるものもなくなると

 

ひもはすっかりじしんをうしなった

 

ひきだしのおくでひもは
へびになるのをゆめみはじめる
ちゃんとあたまとしっぽがあるへびに

 

へびになれたら
ぼくはにょろにょろとおかにのぼろう
そしてとおくのうみをながめよう


しっぽがもうかえろうといいだすまで

 

(完)

 

チャーシューを しばったり・・

 

ひもにも、それぞれの生きざまがあるんだな~

って

思いました🐻。

 

 

(※断捨離はまだつづくんですけど、次回からちょっと・お出かけネタ行きます

 

 

コメント (26)
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