クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

光悦寺

2018-04-10 | 旅行記

 セイメイ(晴明)神社の 近くで、「本阿弥光悦の屋敷跡

という、

ひ(碑)を 見つけました


 ほんあみ・こうえつ(本阿弥光悦)とは、

江戸時代、

カリスマ的な

そんけい(尊敬)を あつめた

天才・げいじゅつ(芸術)家


 絵画・書道・工芸・やきもの(陶芸)・・

なんでも

できた

 そうごう(総合)・アートディレクター

クリエイター

ことだそうです。


 そんな、天才「本阿弥光悦」は、時の天下人・いえやす

(徳川家康)に

気に入られ

 京都の 北のほうに、広~い・土地を もらって、そこで、

「芸術村」を つくっていたらしい・・ と、きいたので

 クリンたち、行ってみることに しました

 らくほく・たかがみね(洛北鷹ヶ峰)という

場所。

その中心に、

 こうえつ(光悦)の 草あん(庵)だった、「光悦寺」が

あると いいます


 

「えっここ

 入り口が せまくて、通りすぎてしまいそうな

さりげなさ


だけど、中は、

 奥行きが、ものすごく・あって、どこまでも、どこまでも、、

 どこまでも、、歩いていけそうな、広大な

しき(敷)地です

(ちょっと・迷路状態です・・) 

 その、すみから・すみまでが、

とにかく、キレイに ととのえられていて、 

 かんそ(簡素)にして、美的センスが 光る

 みどり・ゆたかな、気もちのいい・空間

それが、

こうえつじ(光悦寺)でした


 この日は、春のよう(陽)光に 包まれ

「洛北三山」が、わらい 小鳥がさえずって

いました


 (ピーチュクチュク・・・


 「いいところだね~ 生まれ変わるなら、ここの植物

に、なりたい

と、チットが かんたん(感嘆)し

 お母さんも、「そうしようかな~」と、

同ちょう(調)

 みんなで、だれが何に 生まれかわるのか 

話し合って

決めました

 「ねえ、あそこにある、アセビは どう

「う~ん、、お母さんは 椿になりたいわ

 「じゃあ、私は もみじ(紅葉)にしよう

このお寺、

秋は、

もみじが主役に、なりそうだし」(チット)


 「お父さんは、ヤツデが いいんじゃない


「クリンは、どうしようかなあ~




すると、

チットが 言いました。

 

 コケ(苔)が、いいよ

フッカフカで、

似てるから


 「・・・しつかん(質感)だけで、決めないでよ

 

 








コメント (4)
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