幸せな思い込み

今日、いつものように裏庭の椿の花をいただこうと
ハサミをちょきちょきしながら歩いてゆくと
びっくり!!!
あっという間に花盛り
二十本近い椿の木が一斉に咲き始めて
それはそれは見事なのですが・・・

ハサミを持って暫し考えます。

いつもは一本一本の木を回り
全部の椿の木から数輪の花をいただきます。

「ごめんなさい。いただくわね」
なんて声掛けながら
椿の花はとても清楚な笑みを浮かべます。

でも今日は大変です。
一本の木に沢山の燃え盛る椿の花。

「私もとって、私も・・
私が先よ、私の方が綺麗よ!」
なんて競って
我先にとアピールしてくる。

迷いながら一本の木から数輪をいただく。
また次の木に行き
目が回りそうに沢山の花の中から数輪を選ぶ

不思議なものです。
花の気持ちなんてまったく同じかもしれないのに
こちら側の気持ちでこうも変る。

黙っているものの気持ちを知るためには
その想いを自分なりに
「汲む」作業が必要です。

でも、汲むと言っても
物言わぬものを見つめながら
結局のところ勝手な思い込みになるわけです。

この勝手な思い込みは
自分の心を反映させていたりもします。

また、自分の過去のデーターからの推測ということもあります。

推測は、断定ではなく
「思われる」と言うことですから
本当は大した根拠もなかったりするのかもしれません。

ならば、物言わぬものの心を知りたいと思ったら
目一杯自分寄りの
好都合に思うことが良いと思います。

何も言えないものには
自分が幸せにになる言葉をたくさん用意して
腹話術のように
言わせてしまうのはどうでしょう。

花をいただく時は
「綺麗に飾ってね!」(花)
「まかしておいて!」(管理人)
「貴方に摘んでもらって幸せだわ!」(花)
「私も幸せよ(#^.^#)」(管理人)

物言わぬ人も
また同じならば・・・

この幸せの思い込みは最高です!

分からぬ思いに
あれこれ悩み心を痛めるよりは
管理人は幸せの思い込みをお勧めします!

例えいつか本当の言葉を聞いた時
それが、
当たっていても
ハズレていても
それまでの幸せ気分は自分のものですから

お試しください(^^)v



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
はじめまして (はまかぜ)
2008-03-29 23:18:53
横浜に住む「はまかぜ」といいます。
私も埼玉には縁があるので、長瀞のことも少しだけわかります。
「小さなホテルセラヴィ」のことは今日初めて知りました。
隠れ家的な、素敵なムードのホテルですね

記事を拝見しましたが、文章が上手ですね
テンポよく読めましたよ
また訪れさせて頂きますので、以後よろしくお願いします。
 
 
 
ありがとうございました。 (管理人)
2008-03-30 00:09:18
はまかぜさん。
お褒めいただきありがとうございます。
見ず知らずの方からコメントを頂くのはこれで2回目です。
不思議な世界ですね。
きっと何かのご縁・・・また是非お越しくださいませ。
 
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