ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

大人の38度

2011-09-25 | 暮 Life
関東に台風直撃の日。

運良く有休を取り初人間ドッグのはずが、

気合い入り過ぎたか前日から扁桃腺腫らし発熱。

こんな節々痛い、喉痛い、フラフラで初ドッグでは、意味ないんじゃね?

という声が遠く聞かれなくもなかったが

3ヶ月前からの予約日もずらせない。

しかし初胃カメラも、喉がパンパンに腫れておりドクターストップ。

脳ドッグは、噂には聞いていたが、

例えるなら、工事現場の床に寝かされ身動きとれなくされ真上で工事が続いている感じ?

ズドドドからガンガンからギュイーイーンからそれは様々な衝撃音。

この音から脳の何がわかるのぉぉと意識遠のき、
体温は38度という
近年まれの高温を記録。
すごいのは午前中の検査で、脳ドッグ以外はさほぼ数値や画像が出て結果を懇切に説明をしてくれる。

38度を出したお前のカラダは今まさに戦っているぞという、

白血球数値増加と炎症反応のみ数値が跳ね上がっていたが

後は全てオールA。

「大人の38度は辛いですよね。お薬処方しときます。しかし実に立派な肺ですね~」

あ、ありがとうございます。

し、しかし辛い。辛すぎる。

大人の38度は関節が篠山紀信で朦朧としてます。

かくして初人間ドッグは、大人の38度という記念すべき状態で

台風の様にあっという間に過ぎ去ったのであった。