ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

kawaii!!

2007-03-02 | 観 Movie Museum
「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」

本当にその言葉を彼女が言ったのか。

自由奔放で、我がままで、浪費家で、
贅沢を極めて、国民の反感を買い

最後は断頭台へと消えていった
悲劇のフランス王妃。

というのが

いわゆるマリーアントワネットといえば
と浮かぶイメージや記憶。

なんていいながら
ほぼ8割「ベルバラ」で得た知識ではあるが。。。


そんなイメージが少し変わる

ソフィア・コッポラ監督作品
マリーアントワネット」を観た。

この映画に時代背景や、
忠実な歴史なんぞ求める方が野暮。

もうそれは感覚で、視覚で、雰囲気で楽しむ。

最近海外で流行している日本語
「kawaii」ワールド炸裂である。

あのドレスkawaii!!

あの靴kawaii!!

あのケーキkawaii!!

この映画ってミュージックビデオ?
なんて思ったりする所もあったりなかったり。

たまににはこんな
何ーんも考えなくていい映画もあり。

でも、本当にマリーは

14歳という幼さでオーストリアから
政略結婚の為にフランスに送られてから

ずっと最上級の生活が普通だったわけで
マリーにとっての普通の生活が

どうして突然、責められ、吊し上げられ
死刑にまでされなければいけないのか

きっと彼女は理解出来ないまま
だっただろうと、ふと思う。

でも生まれながらの王妃。

そして気高い。


王妃つながり?ではないが
楽しみに公開を待ってる観たい映画がある。

クィーン

これがマリーアントワネットとは
また全く違う現実の女王。

しかし英国はどこまでオープンなのか

こんな内容を映画にしてしまう
ある意味開かれた王室。

パパラッチ炸裂。
もう三月。花粉症も炸裂。