不随意運動や、夜間の意識消失も落ち着いて来て帰った。
家の中では、あれこれ工夫していも虫生活をしてくれているので、いつものように夕食に呼んだときに、
「お父さん迎えに来て」
と言うので変だと思っていたら、
皿の外でスプーンが動いている。
!!!!!!
思わず絶句!
「目がぼやけているの?」
と聞くと
「目は見えているのだけれど距離感が掴めない。」
と言う。
自分の鼻に指を持っていってごらんと言うと口の下でぶつかる。
お母さんの指に自分の指を当ててと指を出す。
全然ヒットしない。
何度かしているうちに自分の鼻に指は当たるけれど、私の指には全くヒットしない。
その後、
再び、いつもの看護師さんの名前を延々と連呼して、その後は言葉も不明瞭になって来た。
この夜、初めて本当にドロが生まれてから初めて
「もう駄目!頑張れない・・・・」と呟いた。
どんなに不随意運動が襲っても、記憶が無くなってきても、
泣いたり、愚痴ったり、恨み言を言ったりすることが一度も無かった。
親として、凄いと思ってきた。
親として誇りに思ってきた。
私たち夫婦は、
不安が募るので、
地元の病院の神経内科に私たちだけで受診することにした。
本人は不信感と猜疑心から、新しい病院に掛かることをとても躊躇するのだ。
毎日説得し続けてはいるのだが、
うまくいかないでいた。
翌朝には距離感も言葉も復活していたが、
ドロは受診拒否。
私は、脱力が長くなると不可逆が心配だ。
夫は、
「もう遅いよ!諦めてる!」
と言った。
私は、激怒した。
「親が諦めたら、終わりだ。絶対にどんなになっても私は諦めないからね。親は最後まで諦めたらあかんのや!」
家の中では、あれこれ工夫していも虫生活をしてくれているので、いつものように夕食に呼んだときに、
「お父さん迎えに来て」
と言うので変だと思っていたら、
皿の外でスプーンが動いている。
!!!!!!
思わず絶句!
「目がぼやけているの?」
と聞くと
「目は見えているのだけれど距離感が掴めない。」
と言う。
自分の鼻に指を持っていってごらんと言うと口の下でぶつかる。
お母さんの指に自分の指を当ててと指を出す。
全然ヒットしない。
何度かしているうちに自分の鼻に指は当たるけれど、私の指には全くヒットしない。
その後、
再び、いつもの看護師さんの名前を延々と連呼して、その後は言葉も不明瞭になって来た。
この夜、初めて本当にドロが生まれてから初めて
「もう駄目!頑張れない・・・・」と呟いた。
どんなに不随意運動が襲っても、記憶が無くなってきても、
泣いたり、愚痴ったり、恨み言を言ったりすることが一度も無かった。
親として、凄いと思ってきた。
親として誇りに思ってきた。
私たち夫婦は、
不安が募るので、
地元の病院の神経内科に私たちだけで受診することにした。
本人は不信感と猜疑心から、新しい病院に掛かることをとても躊躇するのだ。
毎日説得し続けてはいるのだが、
うまくいかないでいた。
翌朝には距離感も言葉も復活していたが、
ドロは受診拒否。
私は、脱力が長くなると不可逆が心配だ。
夫は、
「もう遅いよ!諦めてる!」
と言った。
私は、激怒した。
「親が諦めたら、終わりだ。絶対にどんなになっても私は諦めないからね。親は最後まで諦めたらあかんのや!」