美咲ちゃんちの投稿記録

保育士と3人の育児と中国新聞天風録川柳、ヤングスポットへのコメント、イクちゃんブロガーの取材、3世代新聞投稿の記録

詩をかこうと思う時

2013-01-14 10:02:18 | つぶやき
私は文章の投稿はするけど

詩は全く書いたことがなかった。

でも、

自分がちょっと苦しいなと思う時

書いてみようかなと思うようになった。

文章を投稿するのは

事実を書かないといけない。

でも、

詩はぼんやりできると思う。

自分の思いをぼんやりと。

ぼんやりだけど

思いをかくことによって

救われた気がする。

自分の気持ちを書くことによって

気持ちがすっとする。


中国新聞 中国詩壇 2012.3.26.掲載

「どこに行けば」

どこに行けば会えますか

どうすれば話ができますか

どうしたらいいですか

空に向かって

問いかけた

すると

隣の家の屋根に

しらさぎが舞い降りてきた

しばらくこちらをみつめ

静かに空高く舞い上がっていく

「大丈夫、大丈夫」と羽ばたいていった

あるときは

あたたかな日差しとなり

包み込んでくれる

あるときは

幸運の女神となり

導いてくれる

私は生かされている

時の流れに身をゆだね

静かに

目を閉じて

深く息を吸い込み

生かされている幸せを感じ

ゆっくり一歩ずつ確実に

下を向いて歩いていく

[評 野木 京子先生]問いかけの相手は、神のような大きな存在かもしれないし、亡くなった人かもしれない。地上と空を行き来する白い鳥は霊魂を運ぶものであり、天使のイメージでもある。詩の主人公は重荷を負っているのだろうか。下を向いているが、その姿勢でも懸命に前に進んでいる。



また、詩にチャレンジしてみようかな。

ぼんやり、ぼんやり。