ドイツ ベルリン。
一度は行ってみたいのがこの町。
分断されていた東西ドイツ、こんなに早く統一されるとは思いませんでした。
たしか1989年の初め、ポーランド出身で元米大統領補佐官のブレジンスキー氏が「早ければ年内にも統一する。」と話しているのを聞いて、まさかそんなことはないだろうと思っていましたが、あっさり統一。世の中何が起こるか分からないですね。
それにしても北朝鮮はしぶとい。
で、Google Earth。
分断の象徴であったベルリンの壁の痕跡を探してみましたけど、どうも見当たりません。
歴史的記念物としての壁はほんの一部しか残っていないようですね。
第二次大戦と東西冷戦で激しく揺れ動いたこの町、戦争の痕跡を残す記念碑が目立ちます。
これは東西ベルリンの境にあった連合国側の検問所、チェックポイント・チャーリー。
写真はwikipediaより。
ソ連とアメリカの戦車が向き合っています。
壁建設で緊張が高まった頃のものでしょうか。
ヨーロッパの大国として見事復興したこの国、アメリカはまだ警戒心を解いていないようで。
ドイツを監視対象にしているといわれる通信傍受基地はまだあるといいますし。
アメリカが入手した旧東ドイツ諜報機関員の名簿、首脳間でも渡す渡さないでもめたのは有名な話。
日米同盟とは言いながらも、ドイツと同じ旧敵国である日本。
本当はどう思われているんでしょう。
核武装はもちろん、国連の常任理事国入りも最後は反対するだろうとの、とある大学教授の話が先月あたりの新聞に載ってましたね。
気になるところです。
※次回更新は3月11日の予定です。