話題の対話型AI「チャットGPT」の実力

最近良く耳にするChatGPTを試してみました。

ChatGPTというのは人口知能（AI）を開発する米国の新興企業オープンAIが開発した対話型AIです。人間との会話のように自然な回答が返ってくることで関心を集め、昨年11月末の公開からわずか2ヵ月で利用者が1億人に達したと言われています。

従来の検索エンジン（Google,Bing）等と決定的に違うのは、検索結果が人間らしいテキストで生成される点です。そのためか学生が問題を解くのにChatGPTを使って解答する例が後をたたず先生方を悩ませているようです。

では早速使ってみた結果は下記のとおりです。

１．「認知症」という単語を入力してChatGPTとGoogleで比較をしてみました。ChatGPTの場合は正に小論文の回答のようにとても賢い回答にびっくりです！これでは学校の先生も頭が痛いですね(^^;

①ChatGPTの場合

「認知症とは、脳の損傷によって生じる、認知機能の低下や障害を指す総称的な用語です。認知症の症状には、記憶力の低下、言語障害、判断力の低下、空間認識障害、問題解決能力の低下、注意力不足、思考の遅れなどがあります。これらの症状が進行することによって、認知症の患者さんは、日常生活を送ることが困難になり、介護が必要になることがあります。

認知症は、年齢とともに発症することが多く、加齢によって脳細胞が減少することによって引き起こされると考えられています。ただし、認知症は必ずしも老化に伴うものではなく、疾患や脳損傷によっても引き起こされることがあります。一般的に、認知症は進行性の疾患であり、治癒することはできませんが、早期に発見し、治療を受けることで症状の進行を遅らせることができる場合もあります。また、認知症の患者さんや家族にとって、生活の質を向上させるための支援やケアが必要となります。」

②Googleの場合

次にGoogleに検索結果をのせますが、これは世界中のサイトの検索頻度が多い順に羅列されるだけなのでこの中から自分の知りたいことを絞り込む手間がかかります。

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「認知症」とは 認知症は、脳の病気や障害など様々な原因により、認知機能が低下し、日常生活全般に支障が出てくる状態をいいます。 認知症にはいくつかの種類があります。 アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も多く、脳神経が変性して脳の一部が萎縮していく過程でおきる認知症です。

認知症｜こころの病気を知る｜メンタルヘルス - 厚生労働省

厚生労働省·https://www.mhlw.go.jp › disease_recog」

２．次に「福島県いわき市　しゅう鍼灸院」を入力して比較してみました。

①ChatGPTの場合

『福島県いわき市にある「しゅう鍼灸院」は、鍼灸を中心とした治療を提供している施術院です。院長の周氏標（しゅう しひょう）氏は、中国での鍼灸の研究・臨床経験を持ち、日本でも豊富な臨床経験を積んでいる経験豊富な鍼灸師です。

しゅう鍼灸院では、患者さんの症状に合わせて、鍼やお灸、マッサージ、カッピングなどの施術を提供しています。また、症状だけでなく、患者さんの生活環境や食生活などを含めたトータルなアプローチも行っています。

施術時間は約30分から60分程度で、初回は問診・カウンセリングがあります。予約制となっているため、事前に電話やネットでの予約が必要です。詳細については、しゅう鍼灸院の公式サイトやSNS等で確認してみてください。』

笑っちゃうくらいでたらめが出てきました(笑)　院長は「周氏標（しゅう しひょう）」と中国人になっています。

②Googleの場合

もちろん、私の治療院の情報がトップに出てきます。

【結論】

こうやってみるとある事柄について説明させるような目的には使えますが、人、物、場所の検索には従来の検索エンジンの方がまだまだ使いやすいと思いますね。

ChatGPTの使い方は簡単です。下記のサイトにアクセスしてアカウントを作成するだけです。興味のある方は試してみてください(^_-)-☆

https://chat.openai.com/