扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

パキラの生命力!

2022-07-30 20:47:34 | 日記
治療院の玄関に太い幹のパキラがあり、元気に葉をつけていましたが昨年末あたりから急に元気がなくなり、とうとう先端は枯れた幹だけになってしまいました。
 

これはもう処分するしかないかな~と思っていたら、なんと幹の途中から可愛いらしい新緑の芽が出ているではありませんか!
 

あれよあれよと伸び始め、その近くにも小さな芽がでています。

処分されるのを感じ取って「生きてるよ~!切らないで~!」とメッセージを出しているようです(笑)
もう5年以上はせっせと水や肥料をおいて世話をしてきたのできっとそれに応えてくれたんだな~と思うと愛おしいですね(^_-)-☆
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片足で10秒立てる中高年者は長寿かも?

2022-07-26 15:40:42 | 健康
 片足で10秒立てるかどうかで10年以内の死亡リスクが評価できるかも!という論文が発表になりました。

 片足立ちの方法はこの写真とはちょっと違いますが、起立して両手を下げた状態で何にもつかまらず、片足を上げて、その足の甲をもう一方の足(地についている方)のふくらはぎの裏につけ、その姿勢を10秒間維持できるかどうかを評価しました。
          

 転倒は高齢者にさまざまな悪影響を与えます。大腿骨骨頸部骨折の原因の80%以上を占めるばかりか、その後の転倒不安・恐怖により閉じこもり傾向となり、結果的に身体虚弱化、廃用症候群を引き起こし、寝たきりの原因となります。

 下肢筋力の低下も転倒の大きな要因と一つです。今回のブラジル人を対象とした研究によれば、10秒間片足立ちができなかった人の割合を年齢層別にみると下記の通り。50歳と70歳では11倍もの差がついています。
     51~55歳は4.7%
     56~60歳は8.1%
     61~65歳は17.8%
     66~70歳は36.8%
     71~75歳は53.6%

 テストから7年後の死亡率を比較すると、片足立ちできなかった人の群は4倍高かったそうです。

 高齢になると筋力低下のみならず、服用する薬の量、種類とも増えていきますのでこれらの副作用による目まい等もリスク要因となりますが、筋肉は鍛えることができますからね。

 気になる方は早速片足10秒立ちできるかどうか試してみましょう。できれば60秒は維持したいですね。 私はルーチンの朝ランをしない日はスクワット、中殿筋のトレーニングをしているのでばっちりです!(^^)!
       
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変形性膝関節症のヒアルロン酸注射は顕著な効果無し?

2022-07-21 20:28:46 | 健康
加齢による変形性膝関節症の場合、保存療法で良く使われるのが膝関節腔内へのヒアルロン酸注射ですよね。

水がたまる(膝関節水腫)場合は、炎症により過剰に産生された滑液が関節を圧迫して痛みを増幅している場合が多いので、一般的にはまず注射で水抜きをしてからヒアルロン酸を注入するというのが市中の整形外科では良く行われています。

最新論文によればこのヒアルロン酸注射については、プラセボ(偽薬)と比較しても軽減効果がわずかであるばかりか、重篤な有害事象のリスク増加と関連することが示されたということです。

またこちらのクリニックでもヒアルロン酸注射の問題点を指摘していますが、あくまでも対処療法であり、痛みが改善することにより酷使してしまい、結果的に悪化させるとあります。やはり下肢の筋トレ等と組み合わせる必要があると思います。
         
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96歳のカリスマ・ヨギ(ヨガ行者)!

2022-07-19 08:04:51 | 日記
患者さんに御年96歳のヨガインストラクターの方がいます。それだけでもすごいのに昨年末に「吉野せい賞」という文学賞まで受賞してました。

吉野せい賞とは、地元いわき出身の作家・吉野せいの業績を記念して、新人の文学作品を顕彰するものです。96歳での受賞はもちろん史上初!驚くべき脳の柔軟さですよね。

元気の秘訣はと聞くと「まずご飯を食べる。そして動く。人間は動物だ。動くものなんだ」と即答。言葉通り、自分の足ですたすたと歩き、お寺の階段でも坂でもすいすいと登っていきます。また同居の娘さんと気軽に海外にも行っちゃいますから行動力も凄い!

元気の秘訣にあとつけ付け加えるとしたら「旺盛な好奇心」「軽いフットワーク」そして「くよくよしない」ですね。とにかく、朗らかでいつもニコニコしています。多分ストレスコントロールが非常に上手なのも大きいと確信しています(*^^)v

文学賞受賞式後の菅野ようさん↓

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家庭血圧の正しい測り方

2022-07-18 19:35:27 | 健康
今日あたりからまた夏日が復活してきましたね!
ここいわきは暑さよりは湿気がこたえる一日でした。

さて何を今更と思ってこのメルマガを読んだのですが、なるほど!と思うところもありました。

1.血圧の定義
  収縮期血圧:心臓が収縮して血液を送りだしたときに動脈壁にかかる圧力。いわゆる「上」の血圧値ですね。
  拡張期血圧:心臓が血液を送りだしていない時に動脈壁にかかる圧力。いわゆる「下」の値で、心臓がリラックスしているときの値。

2.血圧計を選ぶ
  手首測定タイプよりも上腕測定タイプの方が精度が高い。手首タイプは装着位置が少しずれただけで測定値に影響がでるため。スマートウオッチタイプで精度が保証されたものはほとんどない。

3.測定準備
  カフェインを避ける。測定30分前は運動はしない。喫煙も避ける。トイレを済ませてから5分間、座位で静かに過ごす。TV、ネット閲覧、読書も避ける。

4.測定
  一週間、朝2回、夕方2回測定する。

だそうです♪

(追加ネタ)
今年は8月下旬に5度目の富士登山にチャレンジする予定です。
山小屋はだいたい6月から予約可能ですが、人気の個室は週末はあっというまに一杯です。今年は7合目の全室個室の山小屋が取れました(*^^)v おじさん3人の登山ですが、69歳の登山素人のおじさんがチャレンジするのでスリリングな登山になりそうです(^^;

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