扁鵲(へんじゃく)のつぶやき

東洋鍼灸専門学校 鍼灸科50期卒業生の同窓ブログです。
日頃の不安、悩みを率直に語り合いましょう。

新しい命!

2009-08-30 21:54:26 | 日記

今日クラスメートから嬉しいニュースがありました。

無事二人目の赤ちゃんが生まれたとのこと!

在学中、お腹の大きかった彼女に皆でお灸を
してあげたり、マッサージをしてあげたのが
懐かしいです。

東洋医学の力ですくすくと健康に育つでしょう

年齢的に孫ができた気分の委員長でした

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「患者はお金と一緒にリスクも持ってくる」

2009-08-28 16:49:09 | 日記

なかなか言い得て妙なタイトルだと思いませんか?

東京都鍼灸師会8月度学術講習会の二番目の演題は
「鍼灸治療とリスク管理」でした。

タイトルは講師の先生自らが医療過誤の被告の立場に
なったときに弁護士の先生から贈られた言葉で、その道の
プロの言葉だけに重みがありますよね。

正直、講演後は治療をするのが恐くなりました。
ある保険会社の事例ですが女性モデルの顔面の内出血
で限度額の5,000万円を払ったそうです。
限度額ですから実態はそれに鍼灸師が上乗せして
払っているらしいです。破産しそうですよね!

医療行為にミスは許されませんが、医療行為は人が
行うものであり、人はミスをするという事実を良く
認識し、常に自分の身を守る備えを忘れないことが
必要です。

具体例を示すと円皮鍼の場合、メーカーが責任を持つのは
良く消毒した皮膚面に貼り、24時間以内にはがすこと、と
なっています。ですからリスク管理上は我々も患者さんには
こういう指導をしていないと後で化膿した場合は、すべて
鍼灸師の責任になってしまいます。

更にはセイリンの鍼はパルス通電に対する保証はされていない
というのも驚きです。結局、そういう事実を知っているかどうか
でリスクは全然変わってきますよね。

現在セイリンは通電用鍼を開発中とのことですが、我々は
現実的な対応として三番以上の鍼を単回使用で用いるという
のがガイドラインのようです。

また不幸にも事故の加害者になってしまったら、下記の対応を
とって下さい。
①まず相手の言い分を良く聞いて、メモにとる。
②自分の非を簡単に認めない。
③病院を紹介する。ただし、治療代を全額支払うというような
具体的な提案をしないこと
④保険に加入していることを言わない。(←金額をふっかけて
くる人がいるらしい)

出来れば被告にはなりたくないですね。

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鍼をおく日

2009-08-19 20:28:42 | 日記

以前、当ブログで紹介した地元在住、米寿(88歳)の鍼灸師
鈴木先生がとうとう鍼をおくことになりました。

帰省中に突然電話がきて「辞めることにしたからベッドを
もらってくれないか」って。

急いで会いにいって話を聞いたら、やっぱり足が痛くて
(坐骨神経痛)治療が無理になったそうです。
もともと足はあまり強くなかったので、だいぶ患者さんは
減らしていましたが、とうとう辞める決断をしたようです。

色々見させてもらって赤外線ランプと超音波装置を
形見分けしてもらうことにしました。

先生、長い間お疲れ様でした

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みちのくの風物詩

2009-08-17 21:03:10 | 日記

お盆休みで福島まで帰省してました。

田舎での盆休みは全然のんびりできません
帰宅するやいなや、お掃除、盆棚飾り付け、お墓参りそして
新盆回りと怒涛の5日間でした。

写真は”じゃんがら念仏踊り”といって福島県いわき市に伝わる
郷土芸能です。鉦、太鼓を打ち鳴らしながら新盆を迎えた家を
供養して回る踊念仏の一種で市の無形民俗文化財に指定されて
います。

市内には数十の保存会があってそれらが順番に新盆の家を
回って歩くのでこの時期には必ず街中で鉦、太鼓の音が聞こえ、
お盆の風物詩となっています

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男性必読!『悩み多きペニスの生涯と仕事』

2009-08-05 19:59:48 | 日記

友人に借りて読んだ本ですが、とても面白いので紹介します。
本書はタイトルのとおり、男性生殖器に関する一般向け医学書ですが、
何といっても堅苦しい説明ではなく、全編詩的な言葉で綴られている
エッセイ集の形をとっているのがとてもユニークです

何といっても原題が『愛の絵筆-ペニスの生涯と仕事』ですからね!

特に中年以降の男性にお勧めです。加齢に伴う退行現象とその
予防並びに最新の治療方法について書かれています

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