鍼灸ニュースレター NO.17 「地域包括ケアシステムと鍼灸 2」の取材協力をしました。

皆さんは2025年問題というのをご存じでしょうか。

戦後のベビーブームに生まれた団塊の世代が後期高齢者の75歳に
なるのが2025年です。国民の4人に一人が75歳以上という超高齢化
社会に突入します。

当然これだけ高齢者が増えると病院も介護施設も容量オーバーに
なることが目に見えているので、その受け皿として各家庭で
面倒を見るのが「地域包括ケアシステム」です。

各家庭でケアをするには医療介護関係のマンパワーが不足するので
我々鍼灸師も積極的にそのシステムの一員となり働くことを
目指しています。

今回、国民のための鍼灸医療推進機構(AcuPOPJ)の発行する
「鍼灸ニュースレター NO.17」福島県鍼灸師会の取り組みを
紹介したので、ぜひご覧になってみてください。

左耳の術後2年目検診

2013年4月に左耳の手術をしてから今年で
二年になるので定期検診に行ってきました。

去年あたりからまったく問題なく
聴こえているので特段の心配は
していませんでしたが、予想どおり
去年より若干良いデータでした(^^)/

◆平均聴力（正常は0～20dB)

（手術前）
　右：25dB　左：52dB

（手術後二年）
　右：21dB　左：25dB

加齢とともに高音域は聴き取りにくく
なりますが、それは若干あるようです。

今回の結果が良かったので次回は
二年後の検査になりました(^^)

今年も君子蘭が見事な花を咲かせ
ました。ただ、去年はもう一本
花芽が出たのですが今年は一本のみなのが
寂しい(^-^;

追悼 永田敏さん

『墜落した旅客機に乗っていた日本人は永田 敏さん…』

まさかこんな形で永田さんの訃報が飛び込んで
くるとは思いませんでした。


この写真は1981年のドイツ出張の際に撮ったものです。
向かって右の黒縁メガネの男性が若かりし頃の永田さんです。

永田さんは当時いた会社のドイツ事務所に勤務しており、
出張で訪れた際は白ワインの美味しいワイナリーとか
連れていってもらいました。今でもあの白ワインの
衝撃的なうまさは覚えています。

昨年末には会社の友人がドイツに遊びに行った際に
永田さんと会った話を聞き、写真も見せてもらった
ばかりなので信じられません。

墜落の原因が明らかになるにつれ、
こんな形で一生を終わるなんてきっと
悔やんでも悔やみきれないでしょう。

今できることは安らかにとご冥福を
祈ることしかできません。

恩師の訃報

悲しいお知らせが飛び込んできました。

47年間にわたり、公私ともにお世話になった
恩師が73歳の若さで逝去したのです。


高校一年で担任になるのと同時に吹奏楽部の
顧問でもあったので二重の意味でお世話に
なりました。

卒業、就職してからもずっと年賀状はもとより
年に数度は一緒に飲んだり、自宅に遊びに
行ったりするお付き合いをさせていただいて
いました。

先生のおかげでクラシック音楽の素晴らしさに
目覚めたといっても過言ではありません。

二年前に胃がんが見つかり胃を全摘。
かなり痩せましたが、去年の夏までは
術後の経過も良く、暑気払いを計画しようと
した矢先に転移が見つかり再入院。

そこからはついに回復することなく、
一昨日永眠しました。

今日最後のお別れしてきましたが、
化粧を施した顔は歌舞伎役者のように
凛としてきれいでした。

半世紀近くの付き合いだったので
簡単にはこの心の穴は埋めようも
ありませんが、ずっと心の中では
生き続けることと思います。
合掌・・・。

緑内障の治療

患者さんの一人に正常眼圧緑内障の方がいます。

緑内障は現在の医学では進行を止めるのが精一杯で
完治は難しい病気と言われており、最悪失明の
恐れもあるので怖い病気ですね。

進行を止めるには眼圧を10mmHg以下にするのが
望ましいとされとおり、患者さんの場合は
11-12mmHgを推移しておりました。

毎回治療は全身調整と四総穴の合谷、それに
攅竹、太陽にセイリンJ15SP 5分-03を
刺してます。

更には後頭部の不眠のツボと天柱の吸角刺絡を
組み合わせています。

直近の眼圧測定ではやっと10mmHgを達成し、
患者さんともども安心しました。

もちろん目薬との併用ですから鍼灸単独での
力ではないかも知れませんが、良い方向に
向かっているのは間違いないので、なんとか
この状態を維持したいですね(^_^)v