相変わらずの 同居人
もう 治らずに あのままかなぁ
と、 ほとんど 諦めている。
期待していると かえって 失望も するから…ね
あの 傲慢で 好き勝手に 生きてきた
62年半。
今では 話す声も 隣に居ても
聞き取れない ちゃな 声…
あの人は
死ぬまで あのまま
虚しい 哀しい 生き方で
幕を 閉じてしまうのか…と。
生きているのか
死ンでいるのか
わからないような 毎日。
そんな 同居人が 前の晩
10gの マイスリーを 服用しても 全く効かず
服用後 3時間くらい経過を みて
5㎜マイスリーの 半分を また 服用。
もう これ以上は 服用できないから
わたしも マイスリー 5㎜の 6分の1を
服用。
全く1歩も 玄関のドアから 出ず
パソコンと 7回くらい
タバコを 吸いに ベランダへ
それが 彼の 日課。
足が 信じられないほど
弱ってきた…
かれの 心の弱さ
その 弱さに
めげないよう…と
念じて………
念じて。
わたしは。
わたし。