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塔まり形香合

2022-07-16 17:59:12 | 古いもの




球体に力強い相輪がそびえ立つ姿形がいいですね。
これは響銅製の元祖香合で、中国の発掘品と思われます。
元来、インドの舎利塔に由来する器形ですが、
日本では奈良時代から香合として用いられ、
正倉院や法隆寺の宝物で見ることができます。
いずれも大陸(唐)からの招来品です。

 (高さ15センチ、胴径8,3センチ、重さ517グラム)
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