お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

古墳時代の馬具残欠

2014-03-31 09:08:29 | 古いもの


分厚い鍍金がところどころにキラキラ光っています。
なんとも美しいカケラです。
日本の古墳からの発掘品です。
5世紀に入り、朝鮮半島から飾り馬の風習がもたらされ、馬具づくりが本格化していきます。
この馬を飾る金具は、鉄板の上に鍍金された金銅板を鋲留めしてつくられています。

 (左 横5,8センチ、中 横6,5センチ、右 横6センチ)
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木彫アイヌ(?)の女性

2014-03-27 10:51:35 | 古いもの
    

実直そのものといった造形です。
実際のモデルを形にしたと思われます。
和人の髪型で民族衣装は身につけていませんが、アイヌの女性に見えてきます。
かなり右肩あがりですが背筋は真っ直ぐ。
たくましい足で、しっかりと大地に立っています。
台座の後側に、「クササトダソガオハロノ」と彫られています。
意味はわかりません。
農民美術が広がりをみせた、昭和初期頃のものと推測しています。

 (高さ25センチ)
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中川浄益 建水

2014-03-23 13:32:01 | 古いもの
    

建水は、「水こぼし」ともいわれ、茶道具のなかでは一番地味なもの。
今まで、関心をもったこともありませんでした。
しかし、この建水を見て驚きました。
見事な造形力と存在感は、茶道具のワクを超えて楽しめそうです。
シンプルで、利休好みとされている形です。
同じような形のものは、不審菴(表千家)蔵の唐銅皆具のなかにあり、
如心斎が極書きをしています。
写真の建水は、不審菴のものより一回り大きく、古格があります。
江戸前期頃のものと推測しています。
写真にあるように、浄益の掻き印があります。
中川浄益は、千家十職の金物師。利休の時代からずっと続いてきましたが、
2008年に十一代が亡くなり空席となっています。
この建水が何代の作かが問題ですが、古い代のものがあまり残っていないため、
特定できません。箱はありません。

 (口径18センチ、高さ9,5センチ、底径15センチ)
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藤島武二 素描

2014-03-22 16:42:24 | いろいろ


今日観てきた、銀座 中松商店の「藤島武二 素描」の展示、
今でも、心底よいものを観た後の気分のよさに浸っています。
なにげない、素描の小品10展だけの展示でしたが、
中松さんの志の高さに脱帽でした。
(DMの絵、欲しかったなぁ~)
展示は、明日までですが、おすすめです。

 2014年3月13日(木)ー23日(木) 13:00-18:00
 藤島武二、素描
 銀座 中松商店 〒104-0061 東京都中央区銀座 1-9-8 奥野ビル313号室
03-3563-1735
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猿投陶片

2014-03-17 14:14:21 | 古いもの
 
 

灰色のきめ細かな素地に、内側だけ灰釉がかけられています。
陶片といえども一級品。猿投の初期(9世紀)のものです。

 (12×15センチ、高さ4,8センチ、高台径8,5センチ)
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