高麗茶碗 ととや

　　　　

ぶち割れですが、凄みのある茶碗です。
１６世紀後半、利休が生きていた時代に、
李朝から日本にやって来た茶碗です。
数百年使われて、よく残ってくれたものです。
形も、高台も、色も好きなのですが、
なんと言っても、黒褐色の渋い色調が一番の魅力。
見ていると、ひきこまれます。
ととや、の由来は魚屋（斗々屋）という屋号の商人が買い入れた等、
諸説あってよくわかりません。

（径１４センチ、高５，５～６，１センチ、高台径５～５，２センチ）
　＜売約済みになりました＞

蚊遣り豚

　　

「今戸焼」の陶印が入った豚さんです。
大正時代から昭和２０年代にかけては、同じような形でした。
口が突き出たタイプは古いといわれています。
たくさん造られ、消費されたはずなのに、
あまり残っていないのが不思議です。

　（高１５センチ、長１６，５センチ）
　　＜売約済みになりました＞

浄法寺高杯

　

浄法寺塗りでは古手の、江戸初期のものです。
修理が繰り返され、満身創痍の状態ですが、
木地もシャープで、漆絵も見事です。

　（高１８センチ、径２５センチ）
　　＜売約済みになりました＞

夏の善福寺公園

　　　

猛暑につづく台風の大雨と、このところの荒れた天候から一転して、
今日は涼やかな一日でした。
善福寺公園は静かでのんびりとした空気が漂っていました。

李朝石仏

　　

鼻筋の通った端正なお顔の仏さまです。
高麗仏の趣がありますが、
実際は、李朝時代に入ってからのものと思われます。

　（高１４，６センチ）
　　＜売約済みになりました＞