お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

永地秀太(ながとちひでた)の油絵

2025-03-08 14:54:23 | 古いもの


海景は、心が落ち着いていいですね。
このおだやかな海は、船上から見た地中海でしょうか。
永地秀太(1873-1942)は、本多錦吉郎から油絵を学んだ明治の画家。
1920-23年に文部省の在外研究員として、仏、イタリアに渡っているので、
そのときの作品と思われます。
意外なほど作品は残っていません。

 (キャンパスに油 32×40,5センチ、額49×57センチ)
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紅山文化の猪玉

2025-03-05 14:33:45 | 古いもの


優しくデフォルメされた姿形がいいですね。
猪(豚)は龍などと同じように神聖な存在だったとか。
黒色軟玉か蛇文岩を研磨してつくられました。
これは、紅山文化(紀元前4700~2900年)の遺跡からの発掘品。紅山文化後期のものです。
中国北方、遼河流域に栄えたこの文化が広く知られるようになったのは近年のことです。
1990年代初頭、祭壇や神殿のような大きな遺構が発見され、そこから大量の玉類が出土しました。
今では偽物の玉があふれかえっています。
この猪玉は紅山文化が認知される少し前、1980年代前半に日本に入ってきました。

 (高さ6,5センチ、横11,5センチ)
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恵比寿大黒

2025-02-25 14:51:08 | 古いもの


雪国 新潟からやってきた、煤をかぶった木彫りの恵比寿大黒。
ずっしりと重く、堅い木に彫られています。
庶民の現世の願いを背負った恵比寿大黒ですが、
なぜか神像を見ているような気持ちに。
俗ではなく聖の趣があります。

 (高さ約25センチ)
 <売約済みになりました>
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渡辺郁子展 2/22(土)~28(金) 本日から始まります

2025-02-22 09:53:34 | 新しいもの





以前の、渡辺郁子さんの絵は
閉じていた蓋を開け放したような絵。
時を経て
秋田の湿潤な空気から生まれてくる絵は
ひそやかな喜びを感じる物語。

みなさまのお越しをお待ちしています。
                  ギャラリーブリキ星 加川弘士

 渡辺郁子展
 2025年2月22日(土)~28日(金)
 12:00ー19:00 (最終日は17:00まで)
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唐時代 ミニチュア 洋犬の俑

2025-02-18 10:58:45 | 古いもの


洋犬の俑は数が少なくコレクターアイテム。
この俑はモダンでリアル、抜群の出来ばえです。
緑釉で鈴付の首輪は初見です。
唐の時代(618-907)洋犬はシルクロードを渡ってきて、
貴族や権力者のステータスシンボルになりました。
掌サイズの小さな俑は女性や子どもの副葬品だったという説があります。
この小さな洋犬さんは、あの世で共に暮らすためにつくられたのでしょう。
残念なことに左前足に修理があります。
繭山龍泉堂の箱が付きます。
   
 (本体の高さ7センチ)
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