お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

白い壺

2014-09-30 10:06:28 | 古いもの
    

鎌倉時代前期の古瀬戸瓶子。
灰釉が、底の部分を除いて剥がれ落ちています。
そのことで、素地のよさ、姿形の美しさがきわだっています。
肩から胴にかけて、複線の二筋文があります。
首に直しがありますが、呼継ぎではありません。
箱には、「昭和33年 京都某所より発掘」とあります。

 (高さ30センチ)
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般若心経

2014-09-23 10:20:01 | 古いもの


  

仏教美術というより、現代美術のようなシュールな感覚。
美しいです。
紺の布地に、般若心経と菩薩像が、かすかに残っています。
ろうけつ染めの技法で白抜きしているように見えます。
白抜きの上に金泥や白土をのせたようですが、ほとんど剥落しています。
掛け軸を額仕立てにしてあります。
山口県内のお寺からでたとききました。
江戸前期頃のものと思われます。

 (本紙35×109センチ、額57センチ×132センチ)
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鴻巣人形

2014-09-18 09:49:20 | 古いもの
  

江戸期にさかのぼる古作です。
楚々とした風情がいいですね。
江戸後期~幕末、大量につくられ、値段の安さと下手に徹した魅力で、青森~中国地方まで販路が拡大されたそうです。しかし、お顔などの練り物の部分がふすま(小麦の外皮)を原料としたため、ほとんどが虫に喰われて残っていません(千葉惣次著『江戸からおもちゃがやってきた』を参考にしました)。
<前立て>と呼ばれる飾りの一部が欠損しています。

 (高さ24センチ)
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縄文前期石槍

2014-09-17 11:23:26 | 古いもの
 

狩猟に使われた石器ですが、用途をこえた繊細なつくりです。
三内丸山遺跡出土です。

 (長さ7,5センチ)
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神楽面

2014-09-14 09:54:15 | 古いもの
  

これは、神社の祭りで使われた若女の神楽面。
江戸後期のものです。
近頃、少々気味の悪いものに惹かれます。
世の中が異質なものを排除し、均一化していく方向なので、
あえて不可思議なものと向かい合いたい心理が働いているのかもしれません。

 (20,5×4センチ)
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