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「西荻窪の道路拡張を考える会」のブログからの転載です)
西荻の街が、壊されてしまう!
神明通り入り口~青梅街道まで約1キロに渡る沿道の、70軒以上の個人商店・住宅を壊して、道路幅を南20m、北16mに拡張する計画が、今強行されようとしてる。
この計画は、<住民の意見を聞かなくてもいい>という時代(100年以上前の大正8年帝国憲法時代)の旧都市計画法にもとずいての事業で、「決まっているからやる」と強引に進められている。
いままで、「道路拡張の問題を、まちづくりの中に位置づけて住民とともに考えてほしい」と訴えても、どうして取り合ってもらえないのかと不思議に思っていた。
しかし、最近分かった。
都市計画法は昭和43年に改正されていて、住民の意見を聞くことが重視されるようになったが、この都市計画事業は改正前(昭和41年)の旧法時代に決められていた事業計画だから、公聴会や意見書の提出や審議会などをして住民の意見を聞く必要はない、「説明会」と「展示」でOKというのが行政の姿勢だ。
これはどう考えても、現代の民主主義の時代にはそぐわない。納得がいかない。
この道路拡張のこと、地域でもまだ知らない人が沢山いる。
このままどんどん事業が進んでしまったら大変だ。
いろんな問題が潜んでいる。
道路が広がれば、高いビルが建ち、個人商店がなくなって、商店街がなくなる。
駅前再開発が待ち受けている。こぢんまりした西荻の街の魅力がなくなってしまう。
「西荻を守ろう!」と、杉並区全体の問題に取り組んでいる「杉並の問題をみんなで考える会」の方たちが応援企画をたててくださった。
今まで届いていなかった区域の大勢の住民に知ってもらうために、
チラシを作成して、西荻窪駅を中心とした南北広範な地域に一斉ポスティングすることに。
なんと1万枚!の大作戦。
今までは、私たち「会」のメンバー数人が仕事の合間をぬって、132号線の沿道を中心にチラシを届けるのが精いっぱいだった。
頼もしい助っ人に、心から感謝!
でも、1万枚のチラシをどう撒くのか? 本当にそんなことできるのか?
ちょっと心配だ。
沢山の人の手が必要です。
西荻を守るために、みなさまどうかご協力お願いいたします。
西荻守ろう! ポスティング大作戦!
2020年3月15日(日曜日)13:00
西荻窪平和児童遊園集合
(雨天は中止)
西荻窪の道路拡張を考える会 Mail: nishiogi@jcom.zaq.ne.jp