お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

吉田 卓の油絵

2016-09-30 14:39:44 | 古いもの


私は、中村彝の絵を見るとすぐジーンとくるのですが、この絵を最初に見たときの印象が「彝みたいに凄い!」。
何でもない静物画ですが、花も背景も量感があふれ、うねっています。
いつ見ても、最初の魔法が解けることがありません。
この絵は、吉田卓28歳(1925年、大正13年)の作です。
彼は1897年(明治30年)広島県福山市生まれ。1929年(昭和4年)にパリ行きを計画し、後援者を訪ねる旅の途中、32歳で病死しています。
残っている作品は、水彩、素描も含めて70点、油絵は30点といわれています。

 (キャンパスに油 33×45,5センチ)キャンバスに2センチの傷あり
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瀬戸白磁水盤

2016-09-29 10:53:06 | 古いもの

  

生がけのような青みがかった白磁が美しく、ずっしり骨太の存在感のある水盤です。
大正・昭和の華奢な姿形とはずい分違うものですね。
縁まわりには雷文がさりげなく印刻され、裏にはかつての持ち主の名前と印があります。
幕末~明治初頃のものと思われます。

 (25,7×36,7センチ、高さ8,2センチ)
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江戸時代の衣装箱

2016-09-27 10:52:57 | 古いもの

 

つづら箱ともいわれる婚礼道具のひとつ。
竹製が多いのですが、これは木箱です。
蓋は和紙で補強され、全体に漆や柿渋が塗られています。
古いものなので痛みや修理がありますが、鉄金具も当時のままで、よい保存状態です。
現役で使用可能です。

 (45×72,5センチ、高さ29センチ)
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刀子埴輪

2016-09-24 10:03:12 | 古いもの



愛らしい姿形の、刀子(小刀のこと)埴輪です。
古墳時代には、鉄製の刀子が副葬品として納められましたが、これはより数少ない埴輪のミニチュア刀子です。
武人埴輪の残欠ではなく、単独の埴輪に見えます。
写真のように修理があります。
『小さな蕾』最近号(2016.10)で、松田光さんが刀子埴輪を一点紹介されていますが、これは「武人埴輪の腰に付けられていたのが外れた」ものと書かれています。

 (長さ11,5センチ)
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縄文の石笛

2016-09-13 09:48:38 | 古いもの



手に馴染む、縄文時代の石笛です。
出土している石笛の多くは、生物巣穴がある自然石を加工していますが、これもそのタイプ。
唇をあてて吹く小さな穴は、人工的にくりぬかれ全体が研磨されています。
祭祀や狩猟用に使われたと言われています。
東北地方の縄文遺跡の出土品です。

 (高さ7センチ、横幅8センチ)
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