お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

弥生土器

2011-01-29 13:43:04 | 古いもの

薄い造りの大型のかめです。
口が半分欠損していて、
10個以上の土器片で成り立っています。
「傷もの」という言葉は好きではないのですが、
その最たるもの。
でも、シャープな美しい形と気分のよさは抜群です。
弥生中期、北九州出土のタイプです。
朝鮮半島との強いつながりを感じます。

 (高 38,5センチ、径30~34センチ)
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多字一石経

2011-01-27 13:32:39 | 古いもの

大きめの石(10センチ×13センチ)の、
表・裏・側面、全面にわたって小さな字で
お経が墨書きされています。
上部には、朱で絵が描かれていますが、
よく見ると、阿弥陀さまのようです。
岐阜県出土と聞きました。

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金製「フェイスカバー」

2011-01-22 11:04:51 | 古いもの


金は、古代から富と権力の象徴です。
これは、権力者である被葬者の、目・鼻・口を
覆っていた「フェイスカバー」で、
BC5世紀~AD5世紀頃のもの。
中部~東部ジャワの発掘品です。
現地で発掘した人から、直接譲り受けたものと、
聞いています。
黄味色がやや薄いので、金と銀の合金と思われます。
図録を参考に、このような並べかたをしてみたのですが、
下の二つは、両眼の可能性があります。

 (上から、一番目 横11センチ、縦7,5センチ
      二番目 横8,5センチ
      三番目 横7,5センチ
      四番目 横7,1センチ)



図録
「Old Javanese Gold」
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前漢加彩俑

2011-01-20 22:35:32 | 古いもの

凄みのある造形です。
男性俑か女性俑か、人によって意見が分かれます。
「品」よりも、「妖しさ」が勝っているように感じるのは、
この俑が、中性的な雰囲気を持っているからでしょうか。
そこが魅力でもあります。
高さは75センチ。
あまり目にすることがない大きさです。
前漢俑(BC207年~AD8年)は、
秦始皇帝(BC221年~BC207年)の兵馬俑の
すぐ後に登場します。
兵馬俑の怖ろしいまでのリアリズムから、
骨太の抽象への変化です。
残念ながら、手持ちのミニデジタルカメラでは、
厳しく美しいラインが出てきません。

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エクアドルの石器

2011-01-16 12:09:54 | 古いもの

ヒトが誕生して最初のものづくりは、石器です。
何か、美の原点のような気がして、
ここ数年、石器の魅力にはまっています。
これは、石を磨いて仕上げた完成度抜群の石器。
宗教的な(呪術的な)儀式に用いられたと思われます。

 (12,5×19,5センチ、厚さ2,5センチ)
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