お気に入り いろいろ

古いもの、新しいもの、気ままに…

山中三助

2015-08-25 11:41:35 | 古いもの

 

江戸時代にさかのぼる小さなサンスケ。写真でも見る機会は稀です。
昔、夢中になった今晃さんのこけしにもかさなり、懐かしさがこみ上げます。
津軽のマタギが山入りのとき持って行ったというサンスケには、次のような伝承があります。

“昔、12人のマタギが熊狩りで山入りして雪崩にあい、1人を残して11人も死んだという。
 12という数は、山の神をあらわす神聖な数。以来、12人で山入りするときは、人形(ヒトガタ)として
 サンスケを持って行くようになったそうだ”

 (高さ8,6センチ)
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よろず淡日訪問

2015-08-23 09:57:02 | いろいろ

 
 

8月22日、彦根市の「よろず 淡日 あわひ」のオープンに行ってきました。
「淡日」は、ポッケっとしていて、いつまでもそこに居たくなるところ。
縁台に腰掛けていると、琵琶湖からの心地よい風が吹いてきます。
大正時代の建物をコツコツと手直ししてつくりあげた空間は、
店主・疋田実さんの作品でもあり、疋田さん自身の世界でした。
駄菓子やさんでもあり、古道具やさんでもあり、雑貨やさんでもあり、
現代作家のギャラリーでもあり、カフェ(時間限定)でもある、よろずやさん「淡日」。
美智代さんの手作りのお菓子と抹茶(400円)、おいしかったなあ~

淡日のブログ http://blog.goo.ne.jp/gooawahi
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埴輪

2015-08-19 10:12:54 | 古いもの


残欠だけれど、おもしろいオブジェです。
これは、女性埴輪の後頭部、結髪に頭飾りです。
古墳時代の女性は、髪を前後に分け、それを折り曲げ、真ん中を紐で結んでいたそうです。

 (9,5×14センチ、高さ6,5センチ)
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古代 金製ペンダント

2015-08-17 11:18:35 | 古いもの


凄みのある龍(ドラゴン)のアミュレット(お守り)です。
金製でずしっと重いです。
中部ジャワの発掘品で、入手した当初は産地がよくわかりませんでした。
今は、古代中国・唐でつくられたとものと判断しています。
中部ジャワから、数多くの金製品が発掘されていますが、
そのなかで特別に技術的完成度が高いものは、唐とビザンチン世界のものです。
このペンダントのモチーフは龍。となると唐しかありません。
神獣であった龍が、私たちの知る姿形に出来上がっていったのは、唐の時代です。
8~9世紀頃、ボロブドゥールを建設した王朝が唐との交易によって輸入したものと思われます。

 (長さ約4センチ)
  <予約中です>

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唐 加彩俑

2015-08-15 09:34:53 | 古いもの
   
 

鎧を身にまとい、相手を威嚇するヒト。
これは、唐時代(8~9世紀)の墓所を悪霊から守る「魔除け」の像です。
仏教の影響で、天部の形を借りた神将像になっています。
抜きがよく、動きもあって、迫力満点です。
加彩、金彩も、よく残っています。
下半身は欠損しています。

 (高さ27,5センチ)
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