市場に流通することがほとんどない中尊寺拓本です。
孔雀文は凛として、しなやかで、のびのびしています。
これは、金色堂中央壇(最も古い清衛壇)を飾るもので、
中尊寺装飾のなかでも、平安時代の金工技術の粋があらわれた、
最もすぐれた作といわれるものです。
また、中央壇の宝相華などの金具の拓本も、
藤原時代を象徴する花の姿であるとともに、
斬新で現代アートとして楽しめます。
いずれの拓本も、昭和37年から始まる大修理前に採られたものです。
<売約済みになりました>
4月25日(土)・26日(日)に、恒例の「春の鎌倉古美術展2015」が開催されます。
皆様のおいでをお待ちしています。
鎌倉古美術展の詳細は、http://buddhismart.ec-net.jp/2015spring_kamakura.htmlを、ご覧ください。
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