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古いもの、新しいもの、気ままに…

「再び、ひとり展」(骨董うまこし)はじまる

2019-06-29 09:34:32 | 古いもの




本日より2日間、骨董うまこしさんの展示即売会が開催されます。
MIHOミュージアムの根来展展示品から、ジャンク、現代アートにいたるまで、魅力的なモノたちが並んでいます。
どうぞお越しください。

 会期 2019年6月29日(土)~30日(日)
     11時ー18時
 会場 ギャラリーブリキ星
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河鍋暁斎の絵

2019-06-26 09:33:27 | 古いもの



暁斎というとグロテスクな絵を連想してしまいますが、これは枯木に止まる鴉(カラス)の絵。
オーソドックスですが、力のある絵です。「反骨の画家」といわれた暁斎自身という解釈もされています。
官権に捕らえられ、笞(ムチ)五十の刑を受けたこともある暁斎ですが、1881(明治14)年、上野公園での第2回内国勧業博覧会に、「枯木寒鴉図」を出品します。そこで、なんと最高賞を受賞して、この鴉が人気のモチーフになります。
写真の絵も、その頃描かれたものです。
長年、鴨居の上に飾られていたためでしょうか。本紙、額ともに傷みがあります。

 (本紙29×58,5センチ、額43×92センチ)
  <売約済みになりました>
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赤城山麓の遺跡から

2019-06-24 15:35:51 | 古いもの



写真は、赤城山麓(桐生方面)の縄文遺跡で採取したとの伝来がある発掘品いろいろです(全部で7点)。
上段の左ふたつは紡錘車です。穴に棒を通し、全体を独楽のように回転させて糸を巻いていく道具です。弥生時代に朝鮮半島から渡ってきたという説が有力ですが、土製のものは縄文時代に存在していたとの説もあります。左側の石製(約4,2センチ)のものは弥生で、右側の土製(約4,5センチ)が縄文なのでしょうか?
残りの5点は、縄文装身具の可能性大です。
中でも珍しいのは、下段の右から二番目ひょうたん形の土製小玉(1,7センチ)で(二枚目写真で拡大)、赤色顔料(ベンガラ)が塗られていて、首飾り用です。
コメント (2)
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ニアス島 木彫

2019-06-19 11:10:02 | 古いもの


 

インドネシアの島々の中でも、ニアスの木彫は抽象化されて、大胆な造形。
アフリカ彫刻に近いものがあります。
この木彫も、胴体は動物で頭部は子どもの顔に見える不思議な形。
堅い木が使われていて、19世紀にさかのぼるものです。
これは、「調理道具」のひとつで、ココナツおろし。
頭部に、おろし金具を差し込む穴が開いています。
昔ニアスでは、ココナツおろしは子どもの役割だったとか。
ただの道具なのに、工芸以前のプリミティブの世界を感じることができます。

 (横最大42センチ、高さ最大19センチ)
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高麗茶碗

2019-06-16 10:54:12 | 古いもの


 

地味ですが、古格のある姿形です。
長年使われてきて、ほどよく育っているのもいいですね。
ゆったりとしたろくろ目で、薄手の形成。淡茶の素地に、灰青釉がかけられている堅手の茶碗です。
時代は李朝初期(15~16世紀)のもの。
口縁に一カ所共直しの修理があります。
保存箱が付きます。

 (口径14,2~14,4センチ、高さ6,7~6,8センチ、高台径5,2センチ)
<売約済みになりました>
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