buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

秋がここにも

2009年11月14日 | 授業

むしゃむしゃ食べる、、、
がつがつ食べる、、、

さてさて、どう違うのか、、、。
留学生が悩むところです。

さめざめと泣く
すすり泣く

秋が深まる
晩秋

微妙に違うニュアンスや意味

今、授業で小説の翻訳に取り組んでいます。
中国語の原文を日本語に訳す時、教師も日本人の大学生サポーターも交えて
「ああだ、こうだ」と大議論が時々巻き起こります。
結局何が何だかわからなくなってしまうこともありますが、、、

翻訳のよいところは、インターネット、辞書など,いくらでも調べられること
更に人に聞いてもOK。
自分が利用できるすべてのツールを使うことができるのです。
ということで、議論はしばし中断して,来週までの宿題なんてこともよくあります。

でも,もちろん準備や授業後のレポートのチェックなど、手間がかかりますが、
教師にも楽しい授業で、私は好きです。

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写真は母の入院している病院の中庭。
見事に色づきましたね。




留学生の就職難

2009年11月14日 | 授業

このご時世,日本人でも就職がきつい、のですが
留学生の日本での就職が大変な状況です。
昨年度も,内定取り消しなどで涙を流した学生がいるのですが、
今年度に至っては,この時期にもかかわらず就職の決まっている学生が数えるほど。
厳しい状況です。

すでに英語が話せるから,中国語と日本語がわかるから、ブリッジ人材として
なんていう時代は過ぎ去りました。
例えば,日本にいる中国人のほとんどは中国語と日本語がわかるのです。
それも上手です。
語学は手段でしかありません。
もちろん何カ国語かができるのは切り札としては有効ですが、
それ以上に自分の強みをアピールできなければなりません。

先日,母国で大学を卒業、1年間の会社つとめを経て日本に留学。
1年の日本語学習のあと、私たちの科に進学。
来年から就職活動ですが、すでに外国人専門のハローワークから
『日本での就職は無理。国の日系企業に勤めることも視野に入れたらどうか』とアドバイスされた学生。
『大学院へ進学するのはどうでしょうか』と尋ねると
『もっと就職できなくなる』と言われたようです。
30歳を過ぎたら、日本での就職の確立は限りなく0に近い、、、とのこと

日本が好きで好きで,日本に留学したアジアの学生たち。
留学生30万人計画で入り口が広くなりつつあります。
しかし,出口の準備はまだまだ。
どうにかならないものでしょうかね、、、。

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写真は飛行機から見た富士。
留学生たちが一度は登ってみたいと思っている山



日本語教師の役割のひとつ

2009年11月13日 | お仕事いろいろ
今日は学校説明会でした。
日本語学校の在校生が6名ほど参加しましたが、
ある学校から来た学生は説明会会場でパンをむしゃむしゃと食べていました。
たったの6名しか参加者しかいない説明会場ですから、すごく目立ちます。

「あの~、、もう説明会を始めるので、食べるのはあとにしていただけますか」
と、軽く注意。

しかし,説明会が始まると、大あくび。続いて、自分のノートを取り出して何やら描き始める
よく見ると、アニメの落書き(←上手でした!)
最後は少々眠くなってきたようで、まぶたが重くなって、、、
それを懸命に我慢しようとしている、、、
あ~、、もうすぐまぶたが落ちてしまう、、、、あっ,開いた! という感じ。

ところで
この学生が学んでいる学校では、このような態度を注意をしないのでしょうか?
少なくとも、日本では説明会場では食べ物を食べない、ということぐらい教えてほしいものです。

日本語教師の役割は日本語を教えるだけではないと思いますけれど、、、。

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写真は、餌を首を長くして待っている我が家のペットの「ぶり」










久々の登場

2009年11月12日 | おもちゃ箱

相変わらずマイペースの長男
なぜか、スプレーアートというものに興味を持ったようで
アメリカの専門店から材料を通信販売で購入。
DVDを見ながら最初の作品を完成させました。

写メールに撮って
なんのことはない、、、美術専攻の上海にいるガールフレンドの
気を引こうっていう涙ぐましい努力。

でも、意外にもきれいにでき上がりました、、、ね。





三宮でランチ

2009年11月10日 | 食いしん坊

kobeボランティアガイドのsakaguchiさんが紹介してくれた
ビストロ近藤亭

カジュアルフレンチのお店です。
2泊3日では一番のごちそう。
最後はちょっとリッチに〆ました。
お味も量もばっちりの2000円なり。

ひよこマメのキッシュ


海の幸サラダ


牛頬肉の赤ワイン煮


自家製デザート ミルフィーユ と コーヒー



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KOBEST2009神戸まち歩きエコツアーに参加

2009年11月10日 | 旅のお話
写真は北野異人館、風見鶏の家と並び重要文化財に指定されている『萌黄の館』
明治36年建築
かつては外壁が白く『白い異人館』と呼ばれていたそうです。

神戸は初めての私です。
三宮駅について、さて,異人館はどこか、と まずは観光協会を探しました。
そこに写真「観光ボランティアと歩く神戸まち歩きエコツアー」の看板を発見。
出発の15分前,ということで,早速参加を表明しました。

実は今回初めての企画,その第1回目の1人目のお客さん、ということでした!
すごい~、、、。
KOBE観光ガイドボランティア



観光ガイドボランティアのsakaguchiさんが、私を含む3名の観光客を1時間半かけて
案内してくださいました。
ガイドさんが一緒だと,一人で歩いたのではわからないことがいっぱいわかります。
もし神戸に行くなら,ぜひ三宮駅の黄色い帽子のガイドさんにひと言声をかけてみてください。
無料で案内をしてくださるそうです。



写真は神戸の「北野坂にしむら珈琲店」
外壁の蔦が異人館街にぴったりです。
以前は会員制で,一般人が入ることはできなかったということですが、
今も気軽に行ける喫茶店ではないような、、、
珈琲は1杯800円なり。
灘の日本酒の酒作りに使われる宮水で珈琲を入れているそうです。


北野美術館は明治31年の建築です。白い外装がかわいらしく,今は永田萌美術館になっています。



この北野の街には『H』のマークがいっぱいあります。
この辺りにたくさんの家を持っていたハンターさんの頭文字の『H』です。
ガイドさんが教えてくれました。




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コラボレーション

2009年11月09日 | お仕事いろいろ

文化祭の休暇、4連休が終わり、今日から授業が始まりました。

ぼーっとしている間もなく朝から3時間続いた授業。
その後、学校を訪れた受験生への説明、海外事務所との事務連絡
近々開かれる企業を招いての懇親会の招待状に「ひとこと」を書き添える事務仕事と
あっという間の一日でした。
結局明日の授業の準備は『持ち帰り』になりました。

あ~,確かにこれが『普段』,,そして『通常』です。

そして、今日はもうひとつ新しいチャレンジが始まりました。
来年のA学会で、コラボレーションチームが実践発表を目指す、ということ。
メンバーは企業から2名、公官庁から1名、他大学から1名、そして私の5名です。
今,流行の『異文化(異業種)協働』とも言えます。

大変そうですが,,,ちょっと楽しみでもあります。
だんだん歳をとってものぐさになってきた私の大いなる刺激になりそう。
メンバーに置いていかれないよう、がんばります。

写真は神戸市北野町の異人館 国の重要文化財『風見鶏の館』の風見鶏
ドイツ人の貿易商ゴットフリート・トーマスの自邸として作られたそうです。
雄鶏は『強さ』の象徴、ドイツでは家の魔除けになると、屋根の上に風見鶏をあしらったそうです。
異人館も神戸という町にうまくとけ込んでいる異文化です。





秋晴れ、若草山の麓

2009年11月09日 | 旅のお話
こんなにきれいな青空
久しぶりに見ました。
若草山の麓。奈良公園です。



写真は東大寺大仏殿。中学校3年生の修学旅行以来の大仏。
その大きさに新鮮な驚き。




明石の玉子焼き(たこやき)

2009年11月08日 | 食いしん坊
1日目の昼食は姫路城に行ったあと、
明石で,と決めていました。

もちろん明石のたこ焼きを食べるのが目的です。

明石出身の友人に「おいしい店」を教えてもらいました。
駅前の『松竹』です。

友人に言わせると
『明石では明石焼,とは絶対に言わないで「玉子焼き」と書いて「たこやき」と読む』のだそうです。

たこやきは15個が傾斜のついた台の上に乗って運ばれてきます。
あつあつ、、、お腹がすいているからと言って急いで食べると、口の中をやけどしてしまいます。
あつあつをこれまた熱いダシに入れていただきます。

1人前食べたらもう満腹!
これで600円ですから、ホントお得なランチです。



お昼を食べて、山陽鉄道に乗ってお隣の『舞子公園』に行きました。
電車が来たので,急いで階段を下り,ホームに出ると、
(先頭車両の)運転手さんが『どこに行くんですか?』
『舞子公園です』と言うと、
『あ,じゃ,これに乗った方がいいですね』ですって。
発車のベルが鳴り終わっているときのことです。

あ~,,本当に親切。
東京ではあり得ません。

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奈良で45分待ち

2009年11月08日 | 旅のお話
奈良で45分待ち、、、
朝7時半、大阪のホテルを出て、近鉄奈良へ。
駅前の喫茶店でモーニングを食べ、興福寺まで急ぎ足で5分。
8時50分着。

モーニングを食べたことを少々後悔。
仮金堂の前は長蛇の行列、、、。
その時点で,『興福寺特別展お堂で見る阿修羅像』は45分待ちでした。

阿修羅立像は奈良時代、天平6年(764)の作
これは、、、どこからどう見ても国宝でしょう、、、とため息が出ます。

阿修羅は3つの顔と6本の手を持つ八頭身のプロポーション抜群の美少年として作られています。
正面からずっと眺めていると,左側の唇が若干下がっているように感じます。
左右対称ではなく、人間の手で作られた微妙な変化がかえって像を生き生きとさせているように
思えました、、、。
でも,本当に美しい像です。
もともとは激しい怒りを表した戦の神様、また武力を持って仏を守る守護神ということですが、、。

45分待ちの価値は十分あり。

周りにはやはり天平6年の国宝の十大弟子・八部衆像。

また重文の鎌倉時代策の四天王像もありました。

鎌倉時代のものですから、四天王の表情には迫力、力強さが感じられ
躍動感が像の中に満ちているように思えました。

写真は国宝の興福寺北円堂(創建721年、再建1210年)
実に800年前の建物です。
建物の木、一本一本に歴史があるんだな~,と思うとなんだか感動!

中では鎌倉時代の運慶作、国宝弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像、
平安時代に作られた国宝四天王像を見ることができました。

奈良はやっぱり奈良ですね。
いにしえの都、時間の流れが渦巻いて、ふと気づくと、タイムスリップできるような
そんな錯覚に陥ります。



大人の塗り絵~写仏の塗り絵

その後、奈良国立博物館の『正倉院展』を見ましたが、こちらも30分待ち。
中はデパートの催事場のようで、少々疲れてしまいました。


姫路城に登城する

2009年11月08日 | 旅のお話
姫路城に行きました。
先日、韓国ソウルに出張した時に見たNHKの国際放送BS「姫路城の謎」が頭の中に残ってしまい
高校の修学旅行以来35年ぶりの登城です。

姫路城、、の門には『イロハニホヘト』の順に名前がついています。
つまり『いの門』の次は『ろの門』というふうに、、、。
天守閣に近づけば近づくほど門は小さくなっていきます。
敵が攻めて来た時の防御のためだったそうです。

しかし,よく考えて作られているものですね。



これは『穴門』です。


3番目の写真は姫路城二の丸。
大阪城が落ちて,豊臣家が滅びたあと、千姫が再婚して嫁いできたあと
二の丸に住んだのだそうです。
化粧櫓と呼ばれる一画だけ,千姫のために畳敷きになっていました。






さすがに国宝。姫路城を見てしまうと,しばらくは他のお城を見る気にはなれないような、、、
そんな気がします。


孫文記念館

2009年11月07日 | 歴史の中の1ページ
今回の旅行の目的のひとつは
関西の1900年代前半に建てられた洋風建築を見ることでしたが、、

山陽電鉄舞子公園駅から徒歩5分、明石海峡大橋の脇にある孫文記念館(移情閣)は
神戸で活躍していた中国人実業家、呉錦堂の別荘『松海別荘』が前身で、
孫文が1913年来日したとき、神戸での歓迎昼食会の会場になった場所です。
孫文を支えた呉錦堂などの神戸の中国人、日本人実業家たちの強い結びつきが感じられます。
1915年、別荘東側に八角三層の移情閣が建てられ、現在は国の重要文化財のひとつに指定されています。
外側は淡いもえぎ色。三角の屋根がかわいい感じがします。
移情閣の内部は、大正ロマンを感じさせる美しいまろやかな内装で、金唐紙という緑の地の上に金色に輝く
花模様の入った壁紙が見事に復元されています。

近代の歴史の流れがうずまく美しい建物です。


写真は移情閣のサンルーフから眺める明石海峡大橋。きれいです。


するっと関西

2009年11月07日 | 旅のお話
羽田-神戸空港往復+ホテル2泊で23000円という格安ツアーを見つけて
初神戸を体験してきました。

今回はこれに『するっと関西3DAY』という私鉄私バス乗り放題のチケットをつけて
姫路城から奈良、神戸、大阪、京都までするっと回ってきました。
もちろんひとり旅です。

写真は明石海峡にかかる明石大橋
すくっとまっすぐ伸びた吊り橋。
陽が刻々と沈んでいく海。
癒される一瞬でした。

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