先日コラボレーションチーム(異業種の人たちとの研究チーム)での打ち合わせ後、
学校そばの韓国料理店で遅い夕食を食べました。
その店のチヂミは私たちが本来イメージしているチヂミと、
厚焼き玉子焼きのようなどっしりしたチヂミ(パジョンという)の2種類がありました。
結局ボリュームがあり過ぎて食べ切れず、、、
残念ながら2枚ほど残したのですが。
チヂミとパジョンの関係について、一緒にご飯を食べたA大学のB先生から
次の日に下記のようなコメントをいただきました。
>>ところで、チヂミと、パジョンなどのジョンの関係は、
民族語と漢語の違いのようです。ジョンは漢字だと「煎」のようです。
ネギのジョンがパジョン、緑豆のジョンがノクトジョン(韓国語は語頭の
r、lがnになります)、という具合に、ジョンのほうは複合語になりますが、
チヂミはそういうものを総称した、民族語の呼び名です。
なるほど、チヂミとパジョンの関係がわかりました。
つまりは料理としてはだいたい同じ、ってことですよね、、、、。
さて、『煎』の話が出たので、付け加えると
中国語では「煎」は少量の油で焼く,という意味です。
たとえば、『煎餅』は日本語で「せんべい」ですが、中国語だとお好み焼きの
薄いもの、チヂミみたいなものを指すことばです。
ちなみにピザは比薩餅、あるいは意大利薄餅(←何だかあまりおいしそうに感じられませんが)になります。
チヂミをはじめ、粉を薄く広げて焼き,何かをのせて食べる料理は世界中、
いろいろなところにありそうですね。
そして,何だかみんなおいしそうです!
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写真は韓国ソウルの韓定食のお店の一品。名前は残念ながら忘れてしまいました。
木の実をこして作ったこんにゃくのような食感の料理でした。