30年前、私たちの友だちは歌の勉強をする,と言ってニューヨークへ行きました。
『ニューヨークへ行く』なんて、、、当時はすごくかっこよかった、、。
彼女はどうしたのかな~,,,その後は音沙汰なし。
けっこう気にしているけれど、名前が売れたような形跡もなし、、。
同じく25年ほど前,ニューヨークに行った友人は,向こうで美容師として活躍。
日本に凱旋して青山で美容室をオープン。
ただし,独身。どうも仕事に忙しく結婚の機を逃したのだとか、、、。
隣に住んでいたきみえちゃんは、20歳の時に結婚,42歳でおばあちゃんに。
今はその孫が中学生だとか、、、私と同じ年齢なのに、,そんな生き方もあり、なのです。
私の一番最初の中国人の学生、張さん。
当時すでに45歳の中国政府の官僚でした。
80年代、中国へ行ったとき、人でごった返す北京駅のホームに立っている私に
手を振りながら『先生』と大声で叫び近づいてきました。
『お久しぶり』そう穏やかな声で話しかけてくれた光景,映画の一シーンのように覚えています。
先月、やはり中国で教えた学生のAさんが中国の政府機関の総代表として来日しました。
遼寧省の小さな村で神童と騒がれた彼は、その後北京の大学に入学を許可されました。
貧しかった両親は家にいた牛を売ってAさんを北京に送り出す資金にしたそうです。
古き良き人情がまだまだ残っていた80年代。
彼は私の学生の中でも出世頭です。
ちょっと感傷的になったのはMISHAの新曲のせいでしょうか、、。
年を重ねると想い出が多くなりますね。
逢いたくていま MISHA