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buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

マッサージ三昧

2010年04月03日 | 旅のお話
この年齢になると,肩こりや頭痛など、少々辛いことがあります。
50肩になった数年前、腕を肩よりも高く上げることができませんでした。
その状態が続くこと1年半、、、大変でした。

あまりにも辛くて,近くのマッサージに通いました。
回数券を10回分まとめて買って、1時間4000円でしたから、
かなりの出費でしたが、肩の痛さには勝てません。
懐も痛んだけれど、えいっ!となけなしの40000円を出費。
毎回1時間だけですが、極楽のように癒されました。

さて,今回は北京で泊まったホテルから歩いて3分のところにマッサージ店を発見。
毎晩、主人、私の妹、息子と通いました。
、、、実は通えるほどの値段。
90分1500円でした。

ここで働くマッサージ師はみな出稼ぎの若者。
私を担当したのは山東省の地方都市(農村)出身の20歳の男性。
まだまだかわいいな、っておもえる男の子で長男と同じ歳です。
20歳でマッサージ歴3年。
午後から夜中の12時まで働いて,多分1ヶ月の給料は1万円前後だと思います。
楽な仕事ではありません。
本人は言わないけれど,出稼ぎですから,家に仕送りをしているはずです。

『最近は日本人のお客さんも多いけど、韓国人の方がもっと多いよ』
『大きなホテルのとなりだから,いろいろな国のお客さんが来る』
『北京は今年寒いよ』など,つれづれなるまま,いろいろな話をしました。
ニコニコしていて,好青年の私の担当者。
マッサージもほどほどにうまく、私は満足でした。

ところで我が家の男、ふたり。
風邪で数日前、北京の病院に運び込まれた長男もすっかり回復して
連日のマッサージに『極楽だ~』

なんだか、おじさんっぽいのです。
主人もマッサージを受けながらうとうとして、、、。

しばらくすると,ふたりを担当しているマッサージのお姉さんたちが不可思議な動き。
スタンダードなマッサージとは違う(別料金の)カッピングをふたりに施しています。

ふたりに
「ねえ、それ、やってって言ったの?」と聞くと
ふたりは
「わからない、、、」

長男がしばらくして、
「なんか、そんなことを聞かれたと思う、、、もしかしたらOKしちゃったかもしれない』
などと言っています。
おいおい、、、北京に語学留学しているんでしょう、、だいじょうぶなの~?
という感じ。

さらに,このカッピングが痛いみたいで、
ふたりは
「痛い、痛い」って声をあげているのです。
何だか,可笑しいやら気の毒やらで大笑いです。
妹がふたりを見て
「本当におばかだね~。お金をはらって痛いんだから」、、、と

結局、30分450円を支払いました。
山東省のお姉さんたちに「してやられた!」っていう感じ。
だけど、みな、食べるために必死なんですね。
ビジネスだから悪気なんて何もありません←彼女たちの感覚
まじめに営業し,お仕事をこなしているのです。

さて、台湾でも足裏マッサージに行きました、
こちらは70分4500円。
やっぱり北京とは物価が違います。
足の角質取りを含んだ料金です。
角質を取るのは,専門の人が担当。
それなりの日本語で,『角質とったら、足の裏がすべすべになります』みたいな
お勧め、ホント、上手でした。
その通り、角質を取ったら,足の裏が何十年ぶりにつるつるになりました。

マッサージは旅の楽しみのひとつです。
やめられません、、、ね。
日本ではがまん、がまんだけど、、、。

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写真は主人の作った靴、オーダーメイドですから足にぴったり。
ところで、靴職人に足裏マッサージ、、、ちょっと面白いですよね