buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

お隣のおとなりさん

2010年02月21日 | おもちゃ箱
お隣のAさんのご主人が昨日我が家のドアをノック。
ちょっと,変な話なんですが,と断った上で

『最近,お隣のおとなりのBさんご夫妻を見かけましたか?』と私にたずねました。
『ウ~ン,最近はお見かけしないですね~』
『実は,2週間前に、Bさんから、Bさんの奥さんが2泊で旅行に行ってしまった、
 今,鍵がないので家に入れない。持ち合わせもあまりないので、奥さんが帰ってくるまでの
 二日間,ホテルに泊まりたい。
 申し訳ないけれど2万円ほど貸してほしい、と言われて,お金を貸したのです』

何だか浮かない顔のAさんは話を続けました。

『ところが,3日たっても4日たっても奥さんは旅行から帰らず,ご主人も
 戻って来ない。それでもう2週間たってしまったんです。』
『え~,,それって不思議ですね』
『家には人がいる気配もないし,,電気のメーターも動いていません。
 近くの交番にも一応相談してみたのですけど,事件性はないので,家を開けたりすることは
 できない、って言われたんです。』

AさんはもしBさんを見かけたら,教えてください,と言って帰って行きました。

Bさんご夫妻はとても仲のよい夫婦で,週末はよく一緒に買い物に出かけていました。
私たちの住むマンションに移って来てすでに10年以上。

いったいどこに行ってしまわれたのでしょうか、、、。
心配です。
また,お金を貸したAさんも,ちょっと複雑な心境なのだろうな~、と思いました。
ご近所つきあいのしにくいマンションで、意外にも仲良く行き来をしていた家族だったので
残念でもあり,心配でもあり、、、、なんでしょうね、きっと。

難しい時代です。
時代のせいにしちゃいけないのかもしれないけれど。

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写真は我が家の道ひとつ向こうの運河