話題1006


話 題 1006



一宮市で円空仏新たに2体
 読売新聞(6/29付Web)によれば、愛知県一宮市内の寺から2体の円空仏が新たに見つかったと一宮市博物館が発表しました。十一面観音菩薩像坐像(高さ7.8センチ)と薬師如来像(10.1センチ)で、住職が同博物館に持ち込み、円空学会の長谷川公茂理事長が円空の作品と確認しました。

ダライ・ラマ「輪廻転生にこだわらず」
 毎日新聞(6/27付Web)によれば、来日したダライ・ラマ14世が横浜市内で講演し、自身の後継者選びについて「新しい方法をとってもかまわない」と述べ、輪廻転生制度による伝統的な選び方にはこだわらないとの考えを示しました。チベット仏教指導者の後継者を巡っては、ダライ・ラマが95年、ナンバー2のパンチェン・ラマ11世にゲドン・チョエキ・ニマ氏(21)を公認しましたが、これを拒否した中国政府はギャインツァイン・ノルブ氏(21)を指名しました。

埼玉北部で地蔵破壊相次ぐ
 読売新聞(6/27付Web)によれば、6月26日午前4時頃、埼玉県美里町の長勝院で参道脇の地蔵1体が倒され、首が落ちているのが発見されました。約3時間後には本庄市西五十子の不動寺で、山門脇の地蔵3体が壊されていました。この3体のうち2体は同月14-16日に壊され、修復した直後だったといいます。県北部では6月だけで同様の被害が6件ありました。

天龍寺開祖の袈裟見つかる
 読売新聞(6/24付Web)によれば、天龍寺の開祖・夢窓疎石の袈裟が同寺で見つかりました。傷んでいて広げられないものの推定で縦1.4横3.5メートル。竜の模様があしらわれた紫色の織物と牡丹唐草模様の金襴で作られています。

東寺の僧侶・岸さんが全国巡礼終える
 毎日新聞(6/17付Web)によれば、全国1500カ寺を徒歩で巡った東寺の僧侶、岸好猛さん(61歳)が6月16日、1年3カ月の巡礼を終えて同寺に戻りました。岸さんは元トラック運転手で5年前に人力車で全国を巡礼し04年に東寺で得度。今回は環境問題を訴えようと、ソーラーパネル付きの手押し車で発電した明かりでテント生活をしながら巡りました。

興福寺鎮壇具から魚類の骨
 時事通信(6/15付Web)によれば、奈良市の興福寺から出土した土器の中から、魚の骨が見つかりました。土器は同寺が創建された奈良時代の8世紀前半の鎮壇具とみられます。奈良文化財研究所によると、魚の骨は数百片で、近海に分布するカサゴ・メバル類のひれ付きの頭の部分。体長16-18センチと推定されるといいます。

エコカーでお得に観光を
 共同通信(5/31付Web)によれば、京都府は6月から、府内の寺院を電気自動車などのタクシーやレンタカーで観光すると、拝観料割引などの特典が受けられる事業を始めます。環境に配慮したエコカーの普及促進が狙いで12月31日まで。
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