新刊0809


新 刊 0809



偽善入門 浮世をサバイバルする善悪マニュアル
小池龍之介=著 サンガ 1470円
〈「善悪」を使いこなす手習い。業の視点により「善/悪/偽善/偽悪」の誤った常識をひっくり返す。〉

大アジア思想活劇 仏教が結んだ、もうひとつの近代史
佐藤哲朗=著 サンガ 4725円
〈教談師・野口復堂、神田学協会・オルコット大佐、スリランカ人仏教徒ダルマパーラ、そして田中智学などなど、十九世紀から二十世紀の正氏、秘史を彩る人物たちがアジアを股にかけ疾駆する近代仏教絵巻〉

十牛図
大森曹玄=文 関精拙=画 サンガ 3465円
〈大森曹玄老師の文+関精拙老師の画 名僧二人による名著復刻〉

人生コラム 心が動く一日一話
形山睡峰=著 佼成出版社 1260円
〈家庭や学校、職場で役立つ知恵が満載 1話3分で読める内容で、女性の読者(主に主婦層)に好評 スーパーマーケットの折り込みチラシから生まれた話題のエッセイ〉

カラー版 四国八十八カ所 わたしの遍路旅
石川文洋=著 岩波新書 岩波書店 1050円
〈日本縦断徒歩の旅をやりとげた戦場カメラマンが,今度は四国遍路へ.それは,戦渦に巻き込まれた人々,とりわけベトナム・カンボジアに斃れたジャーナリストらへの鎮魂の旅でもあった.途中,心筋梗塞に襲われつつも,危機をのりこえて結願を達成.いのちの重さと向き合った日々を,四季の鮮やかな写真とともに伝える.〉

無の道を生きる 禅の辻説法
有馬頼底=著 集英社新書 集英社 735円
〈京都仏教会を束ね、物言う禅僧として世界レベルで行動し、伊藤若冲の「動植綵絵」展などを催した承天閣美術館の館長としても名高い著者が、その数奇な人生の中で禅の心と共に培ってきた正味の生き方。そこには、現代の迷う心を解き放つ知恵が満ちている。〉

神と仏の道を歩く 神仏霊場巡拝の道公式ガイドブック
神仏霊場会=編 集英社新書 集英社 1400円
〈「巡拝の道」唯一の公式ガイドブック。解説に加えて、現代日本の鉛筆画壇の最高峰の作家たちが、全社寺の姿を描き下ろした。〉

宗教学の名著30
島薗進=著 ちくま新書 筑摩書房 861円
〈哲学、歴史学、文学、社会学、心理学など多領域から宗教理解、理論の諸成果を取り上げ、現代における宗教的なものの意味を問う。深い人間理解へ誘うブックガイド。〉

自分の「心」に気づくとき カウンセリングの対話から
譲西賢=著 法蔵館 1680円
〈カウンセリングを通して、人間の心が苦しみから解き放たれ、健やかなものに変わっていく過程をていねいに分析。それをもとにして、心の救済の原理が仏教の教えに照らされ語られる。〉

真宗教義学原論 信楽峻麿著作集6・7
信楽峻麿=著 法蔵館 各9450円
〈本書は、従来の煩瑣で難解な教義学を根底から覆し、親鸞思想の中核である信心論と行道論までもをみごとに論理化。教団内だけではなく一般通じるよう客観的に解き明かされた教義学の名著。〉

五来重著作集第6巻 修験道霊山の歴史と信仰
鈴木昭英=担当 法蔵館 8925円
〈全国各地の修験道霊山の歴史と信仰を通して、わが国の山岳信仰に関する大胆な仮説、すなわち、山岳信仰の神奈備起源説、狩人の霊山開創伝承説ほかを提唱する。〉

改訂 補陀落渡海史
根井浄=著 法蔵館 16800円
〈初版刊行後、近接学問に多大な影響を与えた本書が、新出史料および新見知を増補し改訂版として待望の刊行。生きたまま小舟で南方の観音浄土を目指すという、日本宗教史上の謎に迫る。〉

四国八十八ヶ所感情巡礼
車谷長吉=著 文藝春秋 1260円
〈私小説を書き続け、「人をさんざん傷つけて来た」作家が、「少しは謝罪したいという虫のいい気持」から四国巡礼の旅に出たのだった〉

信じない人のための〈法華経〉講座
中村圭志=著 文春新書 文藝春秋 756円
〈見たことのない人も、何十年唱えた人も目からウロコ。日蓮系諸宗派の手垢を落とした、「法華経」の魅力と可能性、限界がわかる〉

東アジア世界の歴史
堀敏一=著 講談社学術文庫 講談社 1208円
〈中国を中心とし、朝鮮・日本・ベトナムやモンゴル・チベット高原さらに西北回廊を含む地域で歴史はいかに織りなされたのか。黄河・長江流域に発した文明を源とする中華王朝と周辺異民族の興亡と融合のたゆみない運動。漢字文化・儒教・律令制・仏教・中国との冊封関係などを指標とし、1つの文化圏として捉えられる地域の歴史のダイナミズムを概観。〉

百寺巡礼 第一巻
五木寛之=著 講談社文庫 講談社 590円
〈古寺、名刹のある場所には、不思議なエネルギーがある。それを体で感じ、新しい命を悠久の歴史に思う。第1巻は古の都、奈良。小雪の舞う室生寺、聖徳太子の強く深い想いが込められた法隆寺、優しさをいまに伝える中宮寺の半跏思惟像、「苔の海」が輝く秋篠寺。私の「百寺巡礼」の旅が始まる。〉

悩まない力
アルボムッレ・スマナサーラ=著 プラチナBOOKS 主婦と生活社 1000円
〈初期仏教長老として日本で活躍している著者が語る、現代人の”悩まない力”をわかりやすく解説した1冊。〉

禅に問う 一人でも悠々と生きる道
形山睡峰=著 大法輪閣 1890円
〈人と自分を比べなくとも、平気でいる。他人の価値観に頼らずとも、己が今ここに在ることの確かさを信じている。死や孤独の中にあっても、一人悠然としている……古今の禅者に学ぶ、生き方・考え方を、長年にわたる参究と実践から得た真撃な想いとともに綴る。〉

正法眼蔵と坐禅 酒井得元老師著作集〈一〉
酒井得元=著 大法輪閣 2520円
〈「正法眼蔵」とは何か。「正伝の坐禅」とは何か。仏教の基礎学を学得し、道元禅師・澤木興道老師の仏法を生き抜いた酒井老師が、何ものも・悟りさえも求めない無所得・無所悟の坐禅の意味、曹洞宗の根幹を説き明かした主要著作集。〉

仏教がわかる四字熟語辞典
森章司・小森英明=編 東京堂出版 3465円
〈インド・中国・日本の主要な仏教文献から四字熟語を収録し、四字熟語の根底にある仏教の教えや文化的背景、言葉の持つニュアンスを解説。〉

新版古寺巡礼京都第25巻 法界寺
梅原猛=監修 岩城秀親、井上章一=執筆 淡交社 1680円
〈日野資業が薬師如来像を祀る薬師堂を創建して以来、長きに渡ってその信仰を伝える真言宗の寺院・法界寺。 国宝の阿弥陀堂・阿弥陀如来像をはじめ、秘仏薬師如来像にいたるまで、口絵カラーでは至宝の魅力を紹介。 〉

新版古寺巡礼京都第24巻 南禅寺
梅原猛=監修 中村文峰、児玉清=執筆 淡交社 1680円
〈鎌倉時代、東福寺の円爾弁円に禅の教えを乞うた亀山法皇は円爾の弟子無関普門を迎えて開山とし、離宮を禅林禅寺としました。有為転変の時代の流れを歩んできましたが、禅の教え・心は無関禅師以来七百余年を経た今日なお法の灯は受け継がれています。〉

中世醍醐寺と真言密教
藤井雅子=著 勉誠出版 10290円
〈本書は、醍醐寺に所蔵される聖教や付法史料を広く博捜する中で、醍醐寺における寺院社会の内部構造を明らかにし、中世において如何に真言密教が展開し受容されてきたかを考察したものである。〉

スッと心が軽くなる仏教の言葉
鳥沢廣栄=著 彩図社 1260円
〈仏教には、自分の生き方を変える言葉がたくさんあります。生きる希望が湧いてくる言葉が数多く語られています。そのことを多くの方に伝えたいと思い、本書を記しました。 〉

宗像大社・古代祭祀の原風景
正木晃=著 NHKブックス NHK出版 1019円
〈大量の銅鏡が発見された岩上祭祀跡のある沖ノ島、神が降誕した場が信仰の対象とされる高宮など、神社神道以前の古代祭祀の面影を色濃く残す宗像大社を宗教学の視座から捉え直し、海の正倉院と呼ばれる膨大な国宝が埋納されていた謎に迫る。夢枕獏氏との座談会を収載。〉

中観と空I 梶山雄一著作集(4)
梶山雄一=著 御牧克己=編 春秋社 9975円
〈斯界の泰斗・梶山雄一博士の画期的な業績の集成。仏教研究の分野で、空・中観思想、仏教論理学、浄土思想などを中心に、圧倒的な研究成果を誇り、現在も多大の影響を与える「梶山仏教学」の全容を初めて提示。〉

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