新刊1601


新 刊 1601



無量寿経
阿満利麿=訳 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1500円
〈なぜ阿弥陀仏の名を称えるだけで救われるのか。法然や親鸞がその理解に心血を注いだ経典の本質を、懇切丁寧に説き明かす。文庫オリジナル。〉

「やさしさ」と日本人 日本精神史入門
竹内整一=著 ちくま学芸文庫 筑摩書房 1000円
〈「やさしい」という言葉は何を意味するのか。万葉の時代から現代まで語義の変遷を丁寧にたどり、日本人の倫理の根底をあぶりだした名著。〉

知っておきたい! 禅の基本
エイムック エイ出版社 1296円
〈玄侑宗久氏が川端康成氏のノーベル文学賞受賞講演での禅を世界に紹介した有名なスピーチを引き合いに、日本人と禅の関係に迫った書き下ろしのエッセイ。曹洞、臨済、黄檗の禅の三宗派の解説や、坐禅、お経、禅語、お寺の建築、文化などなど、禅の要素をわかりやすく解説をしました。〉

宗教に関心がなければいけないのか
小谷野敦=著 ちくま新書 筑摩書房 760円
〈宗教に関心を持ちきれなかった著者による知的宗教遍歴から、道徳、死の恐怖との向き合い方まで、「宗教にぴんと来ない人」のための宗教入門ではない宗教本!〉

百済観音の正体
関裕二=著 角川ソフィア文庫  950円
〈蘇我氏は敗者である物部系の王をなぜ擁立したのか。来歴も作者も不明な美貌の仏像に導かれ辿り着いた、古代豪族の意外な真実とは――。複雑に絡み合う謎多い時代に迫る。『百済観音と物部氏の秘密』を改題。〉

禅に学ぶくらしの整え方
吉村昇洋=著 オレンジページムック オレンジページ 1500円
〈禅式そうじで住まいと心を磨く/キッチンは心と身体を整える場所/そうじと片づけQ&A/心が整う禅の教え〉

マンガで学べる仏像の謎
田中ひろみ=著 ジェイティビィパブリッシング 1512円
〈仏像の起源にはじまり、種類やお役目、製造法、そして仏像の胎内に隠された秘密まで、マンガで楽しく知ることのできる1冊〉

大往生できる人 できない人
田畑正久=著 三笠書房 1400円
〈医師であり、龍谷大学大学院で仏教講座の教壇にも立つ仏法者が教える、あらゆることを穏やかに受け容れるヒント。〉

猿之助、比叡山に千日回峰行者を訪ねる
市川猿之助・光永圓道=著 春秋社 1500円
〈いま、この世をつつがなく、爽やかに逞しく生きるために、なにを拠り所とすべきか…。同年生まれ(「四十而不惑」)からの熱烈なメッセージ、新世代ならではの人生観・仏教観。千日回峰行の意味、歌舞伎と仏教の関わり、仏のありようをめぐり縦横無尽に語り合う、目からウロコの対論集。〉

仏の真理のことば註(二) ダンマパダ・アッタカター
及川真介=訳註 春秋社 13000円
〈パーリ経典の小部に含まれる「法句経」と、その注釈書「ダンマパダ・アッタカター」の全訳。本巻は「法句経」第5品から8品までとその注釈を収録。〉

聖徳太子 実像と伝説の間
石井公成=著 春秋社 2200円
〈東アジア仏教史、日本古代史、美術史、考古学等の最新成果を駆使し、聖徳太子の実像とその伝説化の過程を明らかにした画期的論考。厩戸誕生伝説、「憲法十七条」、「日出処天子」国書、天寿国繍帳、三経義疏などに対する従来の見方は、本書によって一変するだろう。〉

仏像再興 仏像修復をめぐる日々
牧野隆夫=著 山と渓谷社 1800円
〈三十数年にわたり、地方の仏像修復を手掛けてきた「仏像の町医者」牧野隆夫氏による仏像修復の記録。〉

山の神さま・仏さま 面白くてためになる山の神仏の話
太田昭彦=著 ヤマケイ新書 山と渓谷社 800円
〈山登りがもっと楽しくなる「山と神仏」の雑学集。人気登山ガイド、太田昭彦さんによる「山と神仏」にまつわる書き下ろしエッセイ。〉
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 予定1606 新刊1602 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。