新刊1306


新 刊 1306



鎌倉の古道と仏像
原田寛=著 JTBパブリッシング 1680円
〈鎌倉の写真を撮り続ける原田氏の美しい風景写真と迫力ある仏像写真で、その土地に秘められた物語を8つのルートに沿って案内します。〉

鎌倉謎解き散歩
奥富敬之・大野泰邦=編著 新人物文庫 中経出版 900円
〈都市計画の要になった鶴岡八幡宮や若宮大路、武士が建立した寺社仏閣、切通しや切岸・港跡、禅の精神あふれる北鎌倉の古刹等々、鎌倉には今なお鎌倉武士が活躍した軌跡が息づいています。歩くたびに広がり、深まる鎌倉の魅力を探る旅に出かけよう!〉

ゼロからわかる鎌倉
学研パブリッシング=編 学研パブリッシング 880円
〈世界遺産の候補地・鎌倉。武家の都の香り、明治・大正の名士たちの避暑地の輝き、昭和の文士に愛された趣き、海と山、洋館と寺社…いくつかの時代が交錯し、景観の変化が驚きを与えてくれる。そんな鎌倉独特の歴史的・地理的魅力に着目した新感覚散策ガイド。〉

史実 中世仏教 第2巻
井原今朝男=著 興山舎 3500円
〈僧侶が葬儀や物忌に携わるようになった「籠僧」の史実や寺院を支えた金融システム、神仏習合・分離や伊勢神宮など新たな解釈に目を見張る!〉

まる得マガジン ゼロから始める写経
利根川秀佳=講師 NHK出版 600円
〈般若心経、懺悔文、開経偈の3つの写経に、自宅で気軽にチャレンジしてみませんか。経の意味、筆の使い方、文字の書き方など初歩から解説します。紙を置いて上からなぞれる便利な下敷き手本付き。〉

捨ててこそ人生は開ける 「苦」を「快」に変える力
他阿真円=著 東洋経済新報社 1680円
〈全国を飛び回り感動を与えている94歳の時宗トップ僧の初著書。自身の波乱万丈の半生と、歳を重ねるほど幸せになる生き方を説く。〉

図説仏像の本
ムック 洋泉社 2300円
〈貴重な仏教美術である仏像をその仏の教えをひもとくことでわかりやすく解説。仏教の叡智をより深く知るための一冊! 法隆寺・釈迦三尊像、東寺・立体曼荼羅、興福寺・阿修羅立像ほか、41国宝、重文を収録!!〉

卍(まんじ)とハーケンクロイツ 卍に隠された十字架と聖徳の光
中垣顕實=著 現代書館 2300円
〈卍は本来、吉祥の印であり、広く吉祥のシンボルとして使用したいという著者は、世界中の卍を調べ、本来の意味を分かりやすく説明している。〉

3.11 社会と人間に問われるもの 東日本大震災シンポジウム
佛教大学総合研究所=編 ナカニシヤ出版 4200円
〈未曾有の大震災から得たものとは何か? 宗教、歴史、地理、教育、医療、経済、ボランティアの専門家33名が、罹災者の心のケアから今後のエネルギー政策まで提言。来るべき震災に向け、防災の一助となる画期的論考。〉

近代仏教教団とご詠歌
新堀歓乃=著 勉誠出版 6300円
〈綿密な資料調査とフィールドワークに基づく最新の知見から、ご詠歌が仏教教団と信者の双方にとって宗教的・音楽的価値をあわせ持つ有効なメディアとして機能してきたことを明らかにするとともに、宗教音楽の持つ力の可能性に光を当てる。 〉

時空を超える生命 〈いのち〉の意味を問いなおす
大正大学綜合佛教研究所・仏教における生研究会=編 勉誠出版 9975円
〈〈いのち〉の根源的な在り方を、〈個々の「生」そのもの〉と〈個々の生死を包摂したより大なる流れ〉との出会い、すなわち時空を超える生命として捉え、インド・中国・日本の仏教や西洋哲学など、様ざまな生命観に迫る。代理母出産、地獄絵の役割など現代的な課題も視野に入れ、多角的に考察する。〉

『歎異抄』にきく 死・愛・信
武田定光=著 ぷねうま舎 2520円
〈とらわれず、高ぶらず、しばられず──親鸞の研ぎ澄まされた考えを、現代の日々の言葉で受け止める。「本願」や「悪人正機」は、何を指さしていたのか。理不尽な死について、人と人との関係の崩壊について、リアリティの喪失について、これほどにも繊細にしてダイナミックな思考があった。〉

もう一つの親鸞像『口伝鈔』講義
義盛幸規=著 大法輪閣 2400円
〈親鸞の曾孫で本願寺第三世の覚如が集めた親鸞の言行録を、丁寧に読み解きつつ真宗の教えを解説。全原文・現代語訳付〉

ブッダの冠 仏・菩薩の持ち物〈考〉
西村実則=著 大法輪閣 1890円
〈仏・菩薩像や修行僧が時代とともに数珠・香・薬・仏具・装身具などを身に付け、持つようになった起源はどこにあるのか、観音はなぜ冠をかぶるのか…などの謎に、ブッダの往時の姿を探り、インド仏教の基本から迫る!〉

シリーズ大乗仏教(4)智慧/世界/ことば 大乗仏典�
高崎直道=監修 下田正弘=編 春秋社 3360円
〈仏教の重要な尊格である梵天や帝釈天、弥勒菩薩、観音菩薩、種々の変化観音、四天王などの図像的特徴や性格・信仰等を、典拠となる文献を挙げながら詳しく解説する。図版は約130点。増補版では巻末に付論として「ほとけたちの誕生――異宗教(カミ)の受容と展開」を追加〉

仏像学入門〈増補版〉 ほとけたちのルーツを探る
宮治昭=著 春秋社 3465円
〈仏教の重要な尊格である梵天や帝釈天、弥勒菩薩、観音菩薩、種々の変化観音、四天王などの図像的特徴や性格・信仰等を、典拠となる文献を挙げながら詳しく解説する。図版は約130点。増補版では巻末に付論として「ほとけたちの誕生――異宗教(カミ)の受容と展開」を追加〉

仏教・インド思想辞典
早島鏡正=監修 高崎直道=編集代表 春秋社 12600円
〈仏教とインド思想双方にまたがるキーワードを幅広く取り出し、簡潔かつ明瞭に解説した辞書。宇宙観から思想、宗教、社会規範などのインド思想全般に関する内容を網羅しているため、インド思想の入門書としても通読できる画期的な書。〉
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記事1306


記 事 1306



和樂7月号 小学館 1300円
 夏の京都でニッポンの美に出合う
   東寺 国宝の見方、楽しみ方指南

大法輪7月号 大法輪閣 840円
 仏教・各宗ここが違う
   1 仏教と世界の宗教違いと特色
   2 日本仏教宗派の教えの違い
   3 「違い」がわかる事典
       仏教各派編・ことば編・各宗のいろいろな違い編
   一覧表「本尊」「開祖」「本山」「立教開宗」の違い
 信州・上田の古刹 安楽寺を訪ねて/棚澤幸夫
 疾風知勁草/尾関宗園
 随筆説法 いのち輝かす仏教(2)/篠原鋭一
 近世の仏教再考(2)キリシタン禁制と宗門改・寺請制度/松尾剛次
 にっぽん聖地巡拝の旅(19)鎌倉仏教の流れを訪ねて/玉岡かおる
 荘子の人生と思想(13)/蜂屋邦夫
 現代語訳・注『訂補建撕記』 道元禅師の伝記を読む(14)/吉田道興
 仏教の眼 お婆ちゃん子/荒崎良徳
 エッセイ 私の「縁は異なもの」エビのジュレ/太田治子
 鉄笛
   芭蕉と一遍/筑紫磐井
   母を送って/山口正介
   ロクさんの目玉/山本晁重朗
   会津掃苔之記/大屋達治
 『安心決定鈔』を読む(1)/佐々木隆晃
 何故いま空海なのか(7)第二章 謎/岳真也
 いま、仏教を学ぶことの意味(23)/菅沼晃
 弘法大師御請来の占い(19)箕宿/上住節子
 日蓮紀行(34)時は、二月/福島泰樹
 家族が認知症になったら(3)/高山成子
 生老病死とiPS細胞/太田信隆
 ほほえみネットワーク 悲しみの癒し方9/田代尚嗣
 評伝「破天荒の画僧」岩巴人(7)/横田喬
 東日本大震災と私たち お寺のありかた、僧侶の姿(下)/岸野亮哉
 短編小説 辛い来訪者/小嵐九八郎
 《宮沢賢治》入門2 父よ父よ 小学・中学時代/大角修
 京の街を歩く6 哲学の道/井上満郎
 山頭火の風景15 けふもいちにち風をあるいてきた/田主誠
 遍路で学ぶ生きる知恵(63)お遍路は出会いの旅、気づきの旅/武田喜治
 仏教なんでも相談室/鈴木永城
 ドクターらく朝の「井戸端けんこう談義」(11)それ魯山人なんですよ/立川らく朝
 雑学から学ぶ仏教(40)お寺の縁起に学ぶ2/瓜生中
 短編小説 うらぼんえ/三野恵

寺門興隆6月号 興山舎 年間購読12600円
 寺領を国から奪還するためにはいかに闘うべきか
 仏事を知らない檀家に正しく葬儀法事をやらせるにはどうすべきか
 お寺の家族問題…後継者として養子を迎えた寺族が陥った危機の源とは何か
 本堂再建で寺院と建築業者が14年も争う裁判の教訓
 各宗派の議会制度と運用の実際(2)
   1票の格差是正への対応、不信任規程や秘密会問題
 宗派の最高議決機関で論議されていることは寺院住職のためなのかチェックする!
 周囲の人々にもそして師匠にも支えられ
   看取りと癒しに捧げる女性看護師住職のまれなる道
 アジアの子供支援もラジオパーソナリティーも
   社会貢献なら内外問わず何でもやる住職ルポ
 東大病院部長が「人は死なない」というのはなぜか
 聴く者により一層説得力を増すお盆の法話をするために/竹林史博
 大震災後の宗教者の役割…超高齢多死社会を見すえて(1)
   いま宗教者に求められていることは何か/鈴木岩弓
 一級建築士の副住職が建てた屋上緑化本堂とは何か
 寺院内で起きた事故の賠償代を補償してくれる保険の上手な入り方
 第8回本誌「住職関心事アンケート」結果(1)
 寺院・住職に直言提言
   吉沢久子「三十年、世間も変わった」
   稲川淳二「なぜ怪談なのか?」

在家佛教7月号 在家仏教協会 440円
 中国のお釈迦さま 天台大師の足跡/杉谷義純
 如来の十号/石飛道子
 井上円了の教育理念を継承して??「哲学塾」への挑戦/竹村牧男
 燈台もと暗し?/清水守拙
 河鍋暁斎の地獄絵とその救い/金岡秀郎
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