話題0905


話 題 0905



法然大遠忌ソングをさだまさしさんが制作
 産経新聞(5/28付Web)によれば、浄土宗が平成23年に800年大遠忌を迎える法然上人の教えをテーマにしたイメージソング「いのちの理由」を制作しました。作詞作曲は歌手のさだまさしさん。浄土宗7000カ寺にシングル盤が配布されるといいます。5月28日に知恩院御影堂で営まれた法要でさださんが法然坐像にCDを奉納。会見でさださんは「自分の心と向き合いながら作りました」と話したそうです。

駒込大観音を元の頭にと地裁判決
 読売新聞(5/28付Web)によれば、東京都文京区・光源寺の「駒込大観音」像の首を住職がすげ替えたことを巡る訴訟の判決が5月28日に東京地裁であり、裁判長は仏師の著作権を侵害したとして元に戻すよう命じました。現住職は93年に完成した元の像がにらみつけるような表情で評判が悪いため、仏師の弟子に依頼して顔の違う仏像の頭部を作り直しましたが、判決では「信者がすげ替えを望んでいたとまでは認められない」としています。

東急ハンズに仏像売り場
 東京新聞(5/23付Web)によれば、東急ハンズ大宮店5階に仏像販売のコーナーができました。陳列棚に約60体が並び、人気は「十二支の守り本尊」(8種・各8400円)、「阿修羅像」(6万3000円)、「金剛力士像」(阿形・吽形1対で12万6000円)。売り場主任の田原博実さんは「難しいことは考えずに、居間や机に置いて楽しんでいただきたいです」。ただし、床に直接置かない、背中を西か北に向ける、お寺に魂を入れてもらえば立派な仏様になるなどアドバイスしているそうです。

[訃報]五條順教さん 金峯山寺管領
 五條順教(=ごじょう・じゅんきょう)さん。5月16日、心不全で死去、82歳。金峯山修験本宗管長、総本山金峯山寺管領。戦後、山伏の修行道「大峯奥駈道」の復活に尽力。〔朝日新聞5/16付〕

[訃報]望月日康さん 蓮光寺住職
 望月日康(=もちづき・にちこう)さん。5月9日死去、67歳。蓮光寺住職。同寺では1945年8月に台湾で起きた飛行機事故で死亡したチャンドラ・ボースのものとされる遺骨を保管しインドのネール初代首相ら歴代首相が来日時に参拝した。〔朝日新聞5/14付〕

覚せい剤使用容疑の自称僧侶を逮捕
 朝日新聞(5/14付Web)によれば、大阪府警が摂津市の自称僧侶(36歳)を覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕しました。容疑者は京都市の聖護院門跡で山伏修行中の在家信者。3月にJR大阪駅前で托鉢中に突然、通行人の女性の頭を締め付けてトラブルになり、その際に採取した尿から覚せい剤反応が確認されたといいます。

飯沼観音に五重塔を再建
 読売新聞(5/6付Web)によれば、千葉県銚子市の真言宗・飯沼山円福寺(飯沼観音)に五重塔が完成し、5月5日に落慶法要が営まれました。塔は高さ33.55メートルで心柱の鉄骨鉄筋コンクリートを除き総ヒノキ作りの5層で朱塗り。同寺は昭和戦争の空襲で大部分が焼失し70年ごろから順次再建。塔は市のシンボルをという檀信徒の要望に応えたといいます。

佐々井秀嶺さん半世紀ぶり新見に帰郷
 山陽新聞(5/1付Web)によれば、インド仏教の指導者・佐々井秀嶺さんが4月30日、44年ぶりに古里の新見市の土を踏みました。JR新見駅で地元有志に出迎えられ、「まちの景色は変わったが、高梁川の流れは変わらない。本当に懐かしい」と語ったそうです。

鶴見大付属高新設の仏教専修科に2人入学
 毎日新聞(4/28付Web)によれば、横浜市の鶴見大付属高に4月開設された仏教専修科に男子2人が入学しました。同高は曹洞宗・総持寺を母体とする総持学園が運営。全国でも珍しい仏教専修科は全寮制で新築の座禅堂もあり、生徒らは3年間で住職の資格を取得するといいます。

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