Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

免許が無くても、暴走する映画のハナシ。

2006-05-28 17:25:29 | その他
何故か知りませんが、ワタクシの好きな映画には、クルマやバイクが爆走するシーンが多い。30年前のワタシは、6歳にして、国道5号線を走っている車の車種を全部言い当てており、「コイツは絶対に走り屋になる」と、マワリの大人達をビビらせていたのデスが、1978年頃に、ニッカのG&Gの木箱とともに憑き物は落ちたのでありました。で、現在のワタシは、一切の運転免許も取得していない程でありまして、クルマ好きな指向は全く持ち合わせておりません。今日も、マルエツには自転車で行ってきました。フシギなハナシです。

と、言うコトで、映画のシーンを並べて見ましょう。


みんな大好き。アナタの彼女も大好きなトラック野郎。
その第二作『トラック野郎 爆走一番星』。
昭和50年でありまして、あの頃の郊外の風景が、全国共通だったコトが確認できる一作デス。あぁ、石油文明。(都市内部は歴史的な積み重ねがあるので、都市ごとに風景が違うのね。)



『黒いドレスの女』。昭和の62年。渋谷におけるカーチェイス。



『太陽を盗んだ男』。昭和54年。80年代一歩手前。
ジュリーのカッコ良さはタダモノでは無かった。
東京の建物は、まだまだ低かったようでアリマスが、都会からは、ビンボーが見えなくなり始めた時期。(無くなリャしない)

以上、三作、全てに菅原文太が出演している事に気が付きました。
う~ム。時代はパーシャルだったのだな。


『人間の証明』。昭和52年ッす。
音楽は大野雄二氏で、ルパンな音楽だし、松田優作だし、ジョー山中だし、岩城滉一だし、三船敏郎だし、カッコいい要素にはコト欠かない。
取り敢えず、クルマは飛んだ。
モチロン麦わら帽子も飛んだ。



『ルパン三世 カリオストロの城』昭和54年。
ニュートン力学を越えた一作。
当然ながら大野氏のオンガクもカッコいい。
オープニング曲は、名曲「炎のたからもの」。
う~ム、カッコいい。



『イージー・ライダー』。1969年。
ワタシ的にはバーズの「Ballad Of Easy Rider」なんですが、世間的にはステッペン・ウルフでしょう。
アメリカン・ニュー・シネマって、結局、最後は死ぬんでしょう?
「死ねマ」ってね、とかホザイた90年頃の我が若き日々を思い出したり。



『バニシング・ポイント』。1971年。
最初っから、最後まで走りっぱなし。
究極の暴走映画。
音楽も満載。JDサウザーとイーグルス結成直前のグレン・フライのデュオ”ロング・ブランチ/ペニーホイッスル”の曲が聴ける。
デラニー&ボニーは出演までしている。



『ターミネーター2』。1991年。
ターミネーターはやっぱり二作目が一番でしょう。
最後の方のチェイスもスゲぇ。



『ブルース・ブラザーズ』。1980年。
ファンキー過ぎ。娯楽音楽映画ではコレが一番好きかも。
できれば、コレを見て、「ローハイド」ってカッコいいねッ、とか言うズレかたをしたいモノです。(ローハイドのテーマ曲はカッコいいです。念のため。)



『激突!』。1971年。
怖くて最高。
辛くてウマイ、みたいなモノでしょうか。
デリーのカシミール・カレーに匹敵します。
「どM」なミナサンが悶えてヨロコブ究極の一作かも。



『フレンチ・コネクション』。コレも1971年。
全国6000万人のモミアゲ・ファン必見の超名作。
チェイス・シーンの迫力という点でも、コレが最高かも。
高架上の電車をクルマが追いかけるという、ほとんど狂気のシーン。
無許可で撮ったというウワサも。
とにかくビビります。



『おかしなおかしな大追跡』。1972年。
クルマの飛びっぷりとしては、最高の一作。ステキだ・・・。


結論:
二十世紀は、石油が牽引した、モータリゼーションとメディアの時代であったから、映画にクルマがよっく出て来るのは当然なのでしょう。(何のコッチャ。)
コメント (5)
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